核
こんばんは
ピンクの光の柱が、天をも破る勢いで登る光景を皆で眺めていると魔海がポツポツとピンク色に染まっていく。
なんだ?と眺めていると『姉さん大変だ!』とアキトが騒いでいた。
「何?どうしたの??」
「今!帝国でピンクの柱が上がったとおもったら、突然!魔物もそうだけどシュバビエ城の魔導師様達も核に変化して光の方へ飛んで行ったんだって!」
あまり状況を掴めて無いアキラは、ハテナ顔でアキトを見つめる。
アキトは、どうやら小型無線機の様な物を持っており自分で『これは王と話せる機械!』と言っていたことから錬金で作った物と思われる。
アキトの小型無線機が注目の的となっていると『王がお姉ちゃんに代わってだって!』と、ズイ!と差し出してアキラへ
しばらくして
「それ、本当ですか!?……アキト!!今すぐに魔法を使用しない、道具での結界を張って!!
……早く!!」
何やらアキラは王と話して理解したようだ。
そして、その異変はアキラの慌てっプリから想像するに容易い。
所かわり……
「魔王からの【神々の玩具】のぐあいはどうだ?」
「ああ!順調だ。
この分だと、もうすぐでこの帝国地下に埋まっていた浮遊要塞・バビロンが復活するぞ!」
「この世は、我ら身体強化の時代が!人が人をえぐり削ぎ切ってこその戦争という時代がくるぞ!」
「笑いが止まらんなぁ……」
「とりあえず、魔力の固まりの魔物と魔力に偏った者を核へと変換し電池へと変換する【神々の玩具】も手に入った事だ!
更に言えば!宙に浮けば、他者はどう足掻いても魔力を使わないと浮け無いからな!」
「もう。手にいれたも同然だな。」
ピンクの柱横で両者で悪の笑みをするのだった。
所かわり
何時もと違う姉の動揺に、心がソコへ入り込みそうに成りつつも『早くしないと!』という急ぐ気持ちと『道具使用!』という所で、自身の天職・錬金術士が花開く形となった。
アキトが『出来た!……展開するよ』という少し前にバシャッ!とオソラが魔海から出て来た。
「オソラさん!早く僕が作った万能結界へ……早く!!」
「大変なん!私の下僕が核になっちゃったん!」
バシャ!バシャッ!と魔物が核となり魔海から浮上しピンクの柱の方へ飛んで行く!
「「早く!!」」
強引にオソラはアキトに退かれ結界無いへ。
「……見て。私……消え行く……」
自分が鉄壁というスキルがあったから?それとも自身を過剰評価しすぎたのか定かでは無いが、目の前のユグの手が薄くなっていた。
「ユ!ユグ!!」
超超早く動いて、ユグを結界の中へ引き込もうとしたが空を切る。
「あ。あああ……」
俺は。俺はなんて事をしたんだ。
自分の手で、ユグという霧を散らしてしまうどころか!ユグが言おうとしていた言葉を!
言葉を!!手で消してしまった。
ユグのお腹辺りに、とても大きくなった核が見えたと思った矢先!?シュン!とピンクの柱へと飛んで行った。
明日もよろしく




