城内
こんばんは
「ハハハ!我の僕達よ、今がチャンスだドラゴンをコテンパンにしてやれ!」
魔王城から聞こえる魔王の声を聞いたアキラは怒り浸透で
「シーオーガは放っておけ!我等は魔王城に突っ込むぞ!アキト、殿は任せたぞ!」
一直線に突っ込んで行くアキラを先頭に後続者が空から降る魔物連中を無視して魔王城へ突っ込んで行く。
弟の忠告を聞かずして姉は城へと一直線だ。
「おや?……何かな?」
私は、オソラを加えてのユグ対応をしている時は未だ超能力を解除していなかった為、私達三人は同じ場所にいながら超能力バリアの中で話し合っていた。
「そろそろ出て来て貰えませんか?姉が怒りで周りが見えないんですよ!……城に罠があるかもしれないのに。」
ガラッと障子を開けるかのように、超能力バリアを開けてアキトの説明を聞き入れる。
他者からは見えない壁だが、私から見れば立派な漆喰で夏は涼しく冬は温かいというバリアだ。
開けたら閉めるをして
「アキトがピンチらしい!オソラの非難は全て帳消しする準備は私にはある!……そろそろ仲直りしないか?
そうもしないと、あの姉弟にもしもの事があっては!」
「私も……オソラちゃんは未だ子供という点を忘れていました。
子供が他者に抱かれるなんて、ただのスキンシップのようなモノ。……更に云えば、その土地や風習だと胸を触る位ならば医者はバンバン触ってますからね。」
ユグの意見は全てが受けいるかどうかは別として、彼女の発言を聞いた俺は『さあ!私達も遅れて行くぞ!』と気合いを入れるのだった。
「私は安全な海にいる。」
「おう!行っとけ。
ユグ、アキラに少しでも追い付く為に少し飛ばすぞ。」
棒読みのオソラは、卓球のスマッシュ返しのように、スパン!と早く切り返して出て行って貰った。
ユグを優しく抱いて超能力バリアを解いた瞬間!ソフトタッチてに足払いを受けたオソラは海へブッ込んで行く。
もう既に開いている正面玄関口を過ぎると、奥から声が聞こえてきた。
「ばーかばーか!ドラゴンばーか!罠だって、そこの男の子が言ってんじゃん。」
アキラの赤い背中が見えたと思ったら、アキラ達は部屋中央に立って先へは進まなかった。
「ご明察の通りで、今!お前達は動けないだろ!?
慌てるなって……」
魔王は二度咳払いをした後、ボンボンとマイクを叩いて音が入っているかの確認の音がする。
「あ!あーテストテスト……
前方より現れるのはぁ、我が国の一番力持ちでミスリルの鎧に纏った“さまようミスリルの騎士隊長”だ!
さあさあさあさあ!血肉踊る決戦の幕開けだ!」
『まだまだ控えがいるからな。一度で全滅なんて許さん』と言った後『んご!んご!……プハァー。ごぁ!』とゲップ音が私達の間を駆け抜ける。
明日もよろしく




