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シニア異世界へ  作者: ふ~ん
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神々の玩具

こんにちは

「【神々の玩具】とは、複数の神が実際に制作した遺産です。一番目につく簡単なモノで言いますと【ゲート】という門が存在します。

 この門は、ある程度大きな街に行きますと存在し、使用することで行き先が決まった場所へ通じてしまう道具なんじゃ。」


「それは私も知ってるし使った事もあります。

 ただ、たまに巷で目にしているゲートとは違って、山にポツンと何故かあったり海中にもあったりと世界には未だ未知のゲートが存在すると。」


 イウヤが話したお陰で【神々の玩具】というのは、どうやら身分の高い王だけで無く、身近にいる冒険者イウヤにも知れ渡っているようだ。

 

「行き先不明なゲートは使用するのは危険行為なのは勿論だが、過去で最も最悪で有名な『レアード国の悲劇』だろう。」


 皆、一応に頷いている。賛同してない、というか理解してないのは恐らく俺とユグだけだ。


【レアード国の悲劇】

 レアード国はゲート発祥国といわれ、商人や旅の人達で賑わう国一番の城と街が一体となった巨大国家と言われた。

 ある晩、冒険者達がダンジョンで【豪華なツボ】を見つけ持ち帰ったところ神々の玩具と判明するが、使用方法が全く分からないでいた。


 使用方法が分からない神々の玩具は冒険者にとって邪魔でしかなく、冒険者はギルドへ転売した。そこから、転売に次ぐ転売でレアード城主まで届く。

 王曰く『ツボはあるべき使用方法で使え』と命が下ったのを切っ掛けに、王国の薬科魔法に長けた錬金術師へ使用が命じられる。


 そこで、魔法を含む回復薬をツボに入れたところツボから緑のモヤが突然発するとソレは風に乗り国を覆った。

 次の日の街の様子を見て彼は核心に至る『この道具ツボは、薬などの効果を超強力にさせる神々の玩具だと』。


 しかも、魔法を切っ掛けに発動というのは錬金術にもってこいな代物なのは明白なこと。

 これがレアード国の悲劇の始まりだった。


「簡単な説明で言うと、ツボは薬を超強力にするものでは無く『広範囲に広げる』という効果だった。そして、もっと強力な薬を作ろうとし失敗になったんじゃ。

 そして、広範囲に……そう!ゲートを通りこしてその先の街をも占領してしまったんじゃ。


 まあ……ゲート先の街が突如の異変になったから、よその者が素早く気付き対処に至ることが出来たんだがな。」


 ハアとなだれ込むシューバ王を筆頭に、両側のアキラとアキトもテンションが低い。

 アキトは『同じ錬金術師なら色々やってみたいという気持ち理解できます!』と悔やんでも何も取り戻す事は出来ないという表情をする。


「それで一体、何がおきたのです?」


「不死です。

 街の者が全て不死の者……アンデッドとなり隣接するゲート先は勿論レアード国民も全てアンデッド化になってしまいました。」


(アンデッドつまりゾンビか。夜とかヤバイな。)


「だが、安心してくだされ!もうゲートを含む街とレアード国も、国を上げて火で消毒しました。

 更に、今では各国のゲート使用は主要都市以外のところで使われていますから、感染経路を経っていますから色々と対処済みです。」


 成る程と頷いた俺を見た王は『次は狂神について』と話し出した。

今晩もよろしく

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