や・く・そ・く
こんばんは
『心の臓は御元気でした』とアキラに伝えた後、会議が終わったというのもあって、今はメイドさん達が夕食を持って来て準備をしている真っ最中だ。
「所でシューバ王様?」
特に宗教とか食べる時の仕来たりとか知らないし、目の前のアキラがもう食べ始めていたので、勝手に手を合わせて食事をしている。
そんな中で、幾つか気になった点をギリ覚えていた王様の本名を言い訪ねてみることにした。
尚、会議の場でも皆さんは『シュバビエ城主』とは言ってはいたが、本来の本人の名前を誰も言わないというので終わっていたのは明白。
毎度の事なのかは定かでは無いが、俺が王の名指しをした所『シュバビエでも良いぞ』とイキナリの呼び捨てに昇格するのであった。
「シュバビエさん、この円卓には狂神……つまり狂乱の女神のタグが無いようだが、皆さんの話し方で理解に至ったが……
……あまり狂神は、良いイメージじゃ無い感じがするのですが?」
うん。そうですねとは言わないが『これだけは言っておかないと』という感じで王は話し出した。
「まず、勝手に自分の部下のように話を進めた事を許してほしい。」
突然一国の主が立ち上がりコチラへ深い御辞儀をするのだった。
要は、謝罪である。
別に私は昔営業だったので、謝罪なんてのは別段とは言え社交辞令のようなもの……と思って暫く眺めていると?アキトが小さな声で『頭を上げてくださいって言って欲しいなぁ』という発言があった。
だから!俺は!
「ユグ。俺等って全然お金とか持って無いし、色々持って無いけど今日はこんな豪華な夕食でラッキーだな。」
ウッヒョー!ウメェ!とユグに豪胆かつ、豪快に食べるアピールをしていると、今!まさに今!シューバ王に何かが降って来たかのような閃きがあったようだ。
スッと謝罪していた深々いお辞儀を解除すると、満面の笑みで話し出された。
話しの内容としては『私達は御金準備も有ります』が一つ。『どの様な人でも、戦神は受け入れ準備がある。』・『何よりアキラを助けて頂いたという大きな借りが!』という話となり
「良いんですよ。僕も魔王ってどんな人だろうって、楽しみだったしネ。
それに、殆どアキラさんが自身で自国へ戻りましたが、アキラさん本人から『褒美を貰えるぞ』と言ったので着いて来たので……
今更『嘘よねぇーん♪』とか言ったら、マジでパンチ出たかも知れないしネ。」
『当然よ!当然。』とウフフで話す俺。
とりあえずは一段落は着いた。
シューバ王もとい、シュバビエ王は『フッ』と余裕の笑みを見せてあるべき席へと座って何ら変わらず話し出す。
「議題でもありましたが【神々の玩具】とありましたね?まずコレを説明し、これからのスゴウ様に御頼み事を受け入れて欲しい。」
「そうですね。
色々と貰えるみたいですし、やりましょう!なっユグ。」
ハイと受け答えするユグの確認をすると、再び王の話しは滑らかでスムーズに話しの続きを語り出した。
明日もよろしく




