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シニア異世界へ  作者: ふ~ん
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会議って長い

こんばんは

「レブニアの言う事が正しければ、性格からして要注意人物では無さそうだな。」


 そう軍神の参謀アオシが言うと、同じく他の席の方々も一様に頷いたり目を会わせ何か話し合っているのが確認取れた。


「では、もう狂神の使いも確認出来たという事でお開きにしようかの。」


 シュバビエ城主が話しをして見回すと、皆頷いたり『もういいよ』と手を振ったりとして同意見を確認すると簡単な別れの挨拶をしてヴヴンと円卓に写し出された画面は消えた。

 

「あー。終わったなぁ……体に風を浴びに行くかぁ。」


「もう少し待ってくだされ。」


「え?なんで?」


「これからが!本格的な会議の始まりですじゃ」


 すると、どうだろう?良く見ると円卓の核が点滅している。

 場所は、海神・愛神・知神のエリア……しかも元座っていた場所のみが光っている。


「海神のレブニア様、愛神のアイヒメ様にルファル様。そして知神のチョウ様とダイオ様……話しの続きをしましょうか。」


 そう言うと、またもやヴヴン!と何もない所に人物が写し出されたと同時に一礼をして話し出す。


「私は、軍神が手に入れたとされる【神々の玩具】をチョウ様に話しをして依頼しました。」


 余りにも唐突で急いでいるかのような説明は、誰かれ構わず圧倒し、何者にも寄せ付け無い程に急いでいるという感情が伝わってくる。


「……成る程。つまり、冒険者ギルドに依頼したと言うことですか。」


 話しを切り出したのは、愛神の使いアイヒメ。アイヒメは、それだけでは終わろうとしない!

 

「更に聞いてください!巡礼者が私の所へ、軍神のジンが魔族の王から【神々の玩具】なるものを受け取ったと聞いています。

 それは、魔王からして見れば有っても無くてもどちらでも良いというモノで、使用方法は魔物の核を一つに集め新たな魔物を精製する道具だとか。」


「それは……確かに魔王はそのような道具が無くても自由自在に魔物を作れますからね。

 不必要ですが……帝国がなぜ?」


 アキラとアキトもそうだが、愛神と使いと知神の使いは、未だ見ぬ二つの【神々の玩具】に大層不安を募っている。

 その不安は、口々に『最近、帝国の飛空挺を良く見る!』とか『帝国の冒険者は軍に入ったきり帰って来ない』とか負のイメージしか出て来ない。


「パァン!」


 この部屋は響くかも知れないが、不安による暗い話し合いはシュバビエ城主の手を鳴らす音で一瞬リセットされたようだ。


「すいませんね驚かして。では、アキラとアキトを魔王城まで行って貰うのはどうでしょうか?

 ……そうすれば、少なからずもう一人の勇者にも出会す可能性も有りますし、此方には狂神の使いもいますし……問題はありませんでしょう。」


(ってオイ勝手に……魔王って何だろう?悪魔の親戚とかかな?

 漢字からして悪いヤツかな。悪かどうか見極めて!スーゲーマンが行ってコテンパンにしてやらんとな。)


「そう言ってくれるとありがたい。感謝します」


 一礼をしてヴヴンと愛神エリアと知神エリアの画面が消えた。


 アレ?海神のオカマさんは?


「レブニア様は……何か」


 見た目は存在感抜群なのに、話さなかったら只のガタイの良い、等身大茶坊主蝋人形にしか見えない。

 しかし、戦神のお爺さんが話し掛けてくれたお陰で最高級グリスを塗ったかのように動き出したコイツはなんかキモイ。


 話すだけなのに、手振りとか動きまくっている。


「あのね。私の半分のオソラちゃんが海の見回りに出かけて帰って来ないの。」


「あのオソラ様が!?誰かに拐われた??

 イヤ!はたしてオソラ様の能力で誘拐とかあり得るのか?」


 なにやらオソラとか言うヤツは、海神の使いの一人っぽい。


「アハハハ。大丈夫だいじょーぶ!私の能力【見渡す力(美が強調された人を探す)】を使ってみた所、シュバビエ城にいるって知ってるのだけど……知らなぁい?」


 『ハテ?』となっているお爺さんもそうだが、アキラとアキトもウーンと考えていた。


「ねぇ?それってどんな人?」


「アキラちゃんみたいに凛々しくって!頭から足の先まで綺麗にして上げたくなる子。」


「次言ったら、城半壊させるから。」


 もうやだぁ。とか言って『そんな怒った顔も……』という超小声も聞き逃さないのは俺の耳。


(無だ。無になるんだ。

 そういう人間もいるさ。鍛練だ!頑張れ俺)


 それからレブニアに特徴を教えて貰ったところ皆様、何か思い当たる所があったようだ。

 俺も思い出した。


「レブニア様、あの人なら何処にいるか知ってますよ。」


「シュバビエ城ってのは分かるんだけど、何か強力な結界があって見えにくいのよ。

 じゃあ、あの子に伝えて貰える?一緒にアキラちゃん達と行動するようにって。」


「はい。」

(生きてるよな?)


 『じゃあ、頼んだわ』と言ってヴンと消えた。


「で?あの間抜けなヤツが、海神のオソラだったなんて知らなかったわ。今は何処にいるの?」


「今は、俺とユグが使用したベッドの下の隙間に置いてきました。」


 そして俺と同じ発想なのか『生きてるの?』とアキラは発言していた。

明日もよろしく

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