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シニア異世界へ  作者: ふ~ん
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ウンチク

こんばんは

 今!私は悩んでいる。

 この悩みは一人で解決するしか無いだろう。


(ああ、替えの服が無くなった……いや!見てみろ、この驚く男の目を!)

「何故、飛ぶのを禁止したか理解できるか!?」


「俺!?俺ぇー??」


 クワッと見定めたのは、隣で赤竜へと変化した彼女アキラを腰をカクカクして腰を抜かしているイウヤだった。

 

「理解出来まい!」


 イウヤの意見を待たずにして答えが出たかと思ったら『さあ!こうではないか』と言い出すと同時にフード連中がサッサとイウヤ達を乗せ始めた。


「結局……飛んで行くんだな。」


「うるさいな。海の上の空を飛ぶのは、国が定めた船しか飛ぶ事を許されていないんだぞ!」

(だから、私がこの姿になってまで超低空飛行で飛んでいるのだ。)


 それくらいなら私でも出来るけど?と言いたげな俺とユグの顔は見ない。というか、目線すら会わせてない。

 というのも、背中を乗る時だって二人を置いて飛び立ったから当然と言えば当然か。


 今はちゃっかり赤竜の側まで来て、ユグのみ赤竜の肌を掴んで宙に浮いている。

 俺は、さも急いで無い雰囲気をかもし出しながら誰の力も借りず赤竜の直ぐ側にひっついて行っている。


「すいませんアキラさん。私はこう見えて天界が生まれで、海を見たのは初めてで……」


 乙女を置き去りにした赤竜に、謝罪をすると共に生い立ちを言い聞かせ始めた。

 これからも、生い立ちプラスアキラの話が増すのかと思いきや


「そうか……なら、海の中も爽快で綺麗だと思うよ。まあ、息を止めないといけないけどね。」


「息を止めないといけないのですか?」


 一瞬にして、御主人様の御声を聞き逃さない。


「うん。顔を洗う時は息を止めるだろ?それと一緒だよ。」


 というわけで


「テメ!ゴンザ!私が飛んでいるからって、別に手伝いとか必要ねぇよ!

 ってか邪魔だ!キャンセルしろ。」


「え?私は……なにも魔法はしてませんが?」


 ゴンザというのは、フード連中の内の一人だ。

 

「な!?バカ!海面に押し付けるな!」


「いえ!私達は全く魔法をしていませんよ。

 それに、周りも魔法なんてして無いですし?」


「なんだ!?最後の声は?」


 ゴンザという奴は、赤竜の背に乗りながら周りを見て気付く。

 ある一人、何か変な人がいた。


 その人は、自ら宙に浮いて飛びながらにして両手を我が姫に向けて念じているかのような出で立ちは凄く目立つ。

 だが、何をしているのか分からないのも事実


「あの、もし?もし??」


 この時位からか?ここから彼の変な諸行は大雑把で明らかに、そしてその他の者へと周知して行くのだった。


「なんだ?……今、集中しているんだ。」


「目を閉じて集中ですか。

 失礼とは思いますが、我が姫には一切触れていないとは存じていますが!何をしているのでしょうか?」


 そう!今の彼は目を閉じ、見えない何かを赤竜に放っているかの様だ。


「何をって!?言っても分からないと思うけど……言うよ?」


 本当に言っちゃうよ?と未知な事をしている理解不能の彼を見て、『ごく』と生唾を飲み込んだゴンザが頷いた後に話し出される。


「絶対分からないと思うけど、スーゲーマンは力があるのは普通だが、その他にもモノを宙に浮かす【超能力】が存在する。

 実は言うと、あの狂乱の女神にウンチクを話しまくったんだけど、結果的に見ればステータスには【超能力】は無かったんだ。

 ああ!そうそう、【超能力】とは俺もよく分からんのだが、物がファァって浮いたり重くても投げ飛ばしたり出来るんだ。


 言っておくが、重い物を運ぶなんてことはスーゲーマンからしてみれば余裕の諸行だから。

 だけども、ヒーローというのは両手という二つの武器以外にも必要であるのは確かであると俺も!いちファンとしても考えていたんだ。


 だから来たんだ!それはスーゲーマン第二十話・スーゲーマン覚醒から【超能力】は発揮されるのだ。

 この覚醒のお陰で、数々の崩落が有ろうが!いっぺんたりとも救助をすることが出来るようになったのだ!

 ……まあ、これから外部生命体がちょくちょくと出演してくるのだかね。」


 ここまで、気合いが入った説明はツバが飛んで来る。

 ゴンザは、キュッキュッとフードで顔を拭いたあと真面目な顔をして話し出す。


「だから……何?」


 だから言ったろうが!言ったって分からないって!!こんな無知で『だよね!だからユグドラシルが出てきたんだよね!』すらも言えない奴には、脳内に微かに刻まれたスーゲーマンの名を返して頂こうか。


(このぉ!怒りは抑えられんなぁぁ!!お前が知りたいから、短縮して説明したんだろぉがぁ!)


 あれで?というのは無しで。


 今、まさに今!閉じた目から開いた目になろうと……


「やっぱり転生者か、お前の放つコレはよもや【超能力】とはな。」


「そう!【超能力】なんだよ。わかってたぁ?」


 にこやかに笑顔で笑いかけた俺は、赤竜を初めてスーゲーマンのチョイ噛み理解者として熱い眼差しを向けた。

 怒りがこもった、謎のビームは出ない方向へと結果なった。

明日もよろしく

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