竜より乙女
こんばんは
人の手入れされたキラキラの銅貨が、舞い上がっては地へと落ちて行く様は彼女の絶賛された過去が舞い戻って来るかのような感じがする。
地に打ち付ける銅貨のギャンという音は、彼女の理性を麻痺していった。
「ウム。くるしゅうない!我が傘下にくだるが良い。」
「姫!ここではちょっと!」
何を察してかは不明だが、フードの連中が慌ただしく彼女に何か言っているのが理解出来たが、一方の彼女は悦に入ってふんぞり反っている。
間もなくして、彼女の体の周りから湯気のような煙が出て来たかと思ったら。
「我が翼の傘下に!我が力をもって入るが良いわ!」
彼女のかぼそい腕を覆う袖が、ビャリ!と音がすると一気に身体中を覆っていた服が破けて行く音がする。
裂かれた肌は赤い鱗が出てくると、それは空気と触れたらズンズン!と大きくなっていった。
「私初めてです。こんな……」
「そうだろうな。戦神赤竜帝の右腕が!……おっと、私としたことが!言葉を出してしまうとはイカンイカン。」
目の前には大きな赤竜が、バフォと羽を広げて私達への太陽の光を遮断する。
それはもう、アキラが強靭で最強で伝説となっているかのように、力づくで有言実行をさせて自身の力強さをアピールしているかのようだ。
「こんな……大きい水溜まりを見たのは。」
しかし、ユグの発言は違った。
「違うよユグ。これは海だよ。」
「海?」
「そう!海。……ホラ、一舐めしてごらん。
大丈夫、塩の味がするから。」
アレ?アレレレレん?と竜と成したアキラが二人を見下ろして理性を取り戻したようだ。
明らかに『あ!やってしまった!』という感じのリアクションをしている一匹の赤竜。
それとは他所に
「大丈夫でしょうか?私が浸かって」
「俺が先に入るから……」
「本当!服が濡れただけですね!?……あ!うぅぅぅふぅ……」
『ホラ、しょっぱいだろ?』というキラキラしている二人には無視に成るしかない。
一緒の座標にいて、一緒に旅をして来ているというのに、アキラを含むフード団体と二人には見えない壁があるかのようだ。
「セロ、あの赤髪が!!竜に!って早く見ろって。」
「うるさい!竜より乙女よ。」
(眩しい!眩しい程に羨ましい……)
壁はコイツらだった。
すいません。
酷い風邪になり、咳が一分に四五回するとかあって、なおかつ嘔吐と咳でBBを漏らしそうになるとか。夜になれば、体が弱くなり咳が激しくなるんですよ。
そして、今!一番つらいのは結膜炎ですかね。目が開けれないんです。だから、ついついメガネをかけるのも忘れる位なんです。
できれば、今晩も書こうかな?……よろしくです。




