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OVER THE CONTRAIL設定集  作者: 三毛
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組織+用語

<国連軍>

 

 国際連合憲章第7章に基づいて創設された、国連初の正規軍。表記はUNF。


 世界的に平和及び安全の重大危機であるとして、世界中の平和、治安維持に関わる全ての活動に介入する。尚、この行動原理には国連憲章の拡大解釈が為されており原来の意味とはやや異なる。

 発足に伴いNATO軍及び国連平和維持軍(PKF)を吸収、その他各地で活動している国連主導の全ての活動はこれの指揮下となった。

 任務内容は国際的な平和・安全維持及び世界規模の武力紛争解決、国家や都市の復興支援などが挙げられる。

 

『その傍らで”遺産”と呼ばれるものの回収と撲滅を掲げており、大規模な活動の下、これらの探索も併せて行われている。』


 陸軍・海軍・航空軍の3軍体制。主にアメリカの支援を受けて西側の装備で構成。

 主に国連加盟国からの戦力提供で成り立つ為、大半の兵士などは帰属する国家の軍隊から派遣という形で籍を置かれる。


車両や航空機などは識別用に専用のマーキングを施すが、真っ白な国連カラーは廃止され通常の迷彩を施している。

(戦闘機などの航空機は翼に白い帯がマーキングされているものも存在する。)



<特別航空治安維持飛行隊(Special Flight Security Division)>


 略称はSFSD。


 バンディッツに対する情報収集、偵察、攻撃を専門で行う特殊任務性を帯びた独立飛行隊。

 便宜上は航空軍所属であり、非常時はその指揮下になるが通常時は完全に独立した指揮系統を持つ。

バンディッツを主軸とし、対戦闘機戦闘に特化した空戦のエキスパート集団である。

 

・任務特性上、バンディッツ以外の適性と認められた航空脅威に対する攻撃も許可されるが、これには航空軍の要請という形を取る。

 

 任務での柔軟性を考慮し、パイロットごとに別機体の搭乗、つまり隊で機体を統一する必要がないのが特徴。航空軍では異質の異機種混成飛行部隊。

 隊は4機から6機程度の少数で構成。

 6部隊が現在この隊に所属しており、北米・極東アジア・中東・北欧・南欧・南米とそれぞれに支隊が存在する。

 

 使用機種は、そのパイロットが原隊で使用していた機体、適正で選ばれた機体を使用する(これは航空軍にも準ずる)。

隊の人選基準は全くの秘匿とされる。


 SFSD所属のパイロットたちは航空軍を「正規」と呼ぶことがあるがこれは指揮系統が独立していることによるもの。




<国連軍・第51飛行隊”ステラー隊”>


 特別航空治安維持飛行隊所属の北欧支隊。北欧とあるが実際には、ドイツを拠点に中欧から北欧までをカバーする部隊。

 バンディッツが多い欧州地域における防衛機構として、その実力を発揮してきた。

 元は6機編成。現在は4機。

 部隊マーキングは星を飛行隊が突っ切るもの。尾翼に描かれる。



<大戦>


 作中から遡って10数年前に起きた世界規模の戦争。あらゆる国土は荒廃し、大国と呼ばれた国家は疲弊しきって弱体化した。戦後の混乱が今に至る。




<“遺産”>


 大戦中に使われた兵器の総称。レーザー、EMP、レールガン、核に代わる質量・大量破壊兵器などがこれに該当する。

 戦争の引き金になったこれらのものは条約で禁止され、所持や使用、開発も禁止対象となる。

 戦争期に何らかの形で投棄、破棄されたものが世界中に散らばっており、第三国や武装勢力などがこれを狙いに争いへと発展している。世界中で起こる小競り合いの中心。




<バンディッツ(Bandits)>


 国連軍内呼称は、正体不明の敵対的航空武装集団。

 戦闘機や攻撃機を使用し、国連軍の活動の妨害または殲滅を行っている。

 目的やその素性は明らかにされていない。

 高い技量が航空軍を苦しめる最大の要因で、現状はSFSDにその対応を一任している。

 使用機種については統一性が無い。機体カラーリングは黒か黒に赤いストライプ。判別についてはIFFなどの電子的な方法は困難で、目視で判別する。

 バンディッツと呼ぶのは主にSFSDのみである。

 語源はバンディット。



<旧世代戦闘機の復活>


 第3~第4世代が主流であり、第5世代以降のステルス機は絶滅危惧種となっている。

 復活した直接的な理由は、戦争期にステルス技術が対ステルス技術に追い越され、戦後の条約の煽りを受けてステルス機の開発が廃れたことである。

 旧世代機に目を付けた各国軍は、その現在の技術で大幅に改造出来ることが分かり、この流れが加速して世界規模に拡大した。(F-15,Su-27,EF-2000など)

 機体構造などはそのままで、中身を刷新している。ヘルメットやパイロットスーツの周辺機器は最新機のものを受け継いでいる(HMDに関しては対応のプログラムを機体と共に作り変えている)。

 ゾーンと呼ばれるものの影響もあり、基本的に空対空戦闘は有視界戦闘、つまりドッグファイトが最もな戦闘方法となる。


 これらはリバイヴ・ファイターと呼ばれる。


<ゾーン>


 国連軍内呼称はエレクトロニクスハザードゾーン。

 その地域には電子機器の障害が著しく起こるもので、無線やミサイルの誘導にも影響を及ぼす。

 世界各地にはこれらのものが点在していて、国連軍の活動を妨げたり、未踏地域になっていたりする。航空機による偵察が現在は最もな方法である。

 完全な原因解明には至っていないが、”遺産”による影響が有力視されている。



<条約>


 包括的科学技術転用禁止条約。一言で条約。"遺産"の存在を受けて過剰な科学技術の兵器転換を禁止するもの。戦争当事者国の殆どが批准するが効果は不透明。ステルスが廃れた一要因。

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