六九式歩行機動兵器 ゴブリン 及びそのバリエーション機
全高:20m
重量:54.3t
装甲素材:EL
生産台数:15800機
生産開始年:3269年
フレーム:六九式機械歩兵骨格
活動限界時間:20時間
武装
腕部搭載型35ミリ二連ガトリングガン×2
ヒートナイフ×2
オプション
六四式機械歩兵用円筒形薬莢型機関砲
六八式機械歩兵用カノン砲
五四式噴進砲×2
大型シールド
デザイナー:皐月氏
華狼の主力量産機。
基本的には『六〇式歩行機動兵器ベヒモス』を次世代に昇華させた機体である。
この機体の特徴とすら言えるのがその徹底した『フレーム換装能力』である。胴体部をコアとして『ユニット』と呼ばれる四肢や様々な武装を取り付けそれに付随する能力を機体に与えるというのがそのコンセプトにある。
ただどうも設計思想が微妙にスコーピオンに似ているからか一時期は機体の開発にはフェンリルが関わったと言われた事もあったが、後にベクトーアの出した『クレイモア』もこの運用思想を取り入れたところを見るとただの偶然にしてそう言う運用思想が現在のM.W.S.のトレンドだと言える。
それに華狼はこの手のユニット換装がお家芸であるためか極めて扱いになれており一機頭のコストも極めて安くできる。そのため大量生産が可能となり現在のこの配備数に至っている。
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六九式歩行機動兵器二型ゴブリンガンナー
全高:20m
重量:60.1t
装甲素材:EL
生産台数:2200機
生産開始年:3269年
フレーム:六九式機械歩兵骨格
活動限界時間:19時間
武装
右腕部固定装備式130ミリ滑腔砲
左腕部搭載型35ミリ二連ガトリングガン
ヒートナイフ
華狼の傑作量産機であるゴブリンの改良バリエーション。頭部にターゲットスコープユニットが付いており、高い命中精度を誇る。また右腕部を130ミリ滑腔砲に直接変えている遠距離支援型ゴブリン。
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六九式歩行機動兵器三型ゴブリンファイター
全高:20m
重量:56.6t
装甲素材:EL
生産台数:1260機
生産開始年:3269年
フレーム:六九式機械歩兵骨格
活動限界時間:18時間
武装
腕部搭載型35ミリ二連ガトリングガン×2
ヒートナイフ×2
肩部搭載型シールド兼用式パイルパンカーユニット
オプション
六四式機械歩兵用円筒形薬莢型機関砲
ゴブリン改良バリエーションの一種。
接近戦闘を得意としているタイプで、上半身の装甲が大幅に強化されている。上半身を覆うことで、被弾しつつも接近して敵を撃破することを目的にしているためである。
また、肩にはシールドと兼用になったパイルパンカーユニットを装備しているなど、接近戦重視の発想が伺える装備であることも特徴。
パイロットの生還率も高い、人気の機体である。
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六九式歩行機動兵器四型ゴブリンフライヤー
全高:20m
重量:59.3t
装甲素材:EL
生産台数:480機
生産開始年:3269年
フレーム:六九式機械歩兵骨格
活動限界時間:17時間
武装
腕部搭載型35ミリ二連ガトリングガン×2
ヒートナイフ×2
オプション
六四式機械歩兵用円筒形薬莢型機関砲
大型シールド
ゴブリン改良バリエーションの一種。
背部に飛行用ユニットを取り付けた機体。
これによりわずかではあるが、空中戦の実施が可能となっている。
ただしフライヤーユニットのコストが高いため、生産性が悪く、台数は多くない。
また、ゴブリンそのものは全くと言っていいほど変わっていないため、空力が悪く、機動力もそこまでないなど、何処か中途半端な感は否めない。




