XA-089陽炎
全高:20.4m
重量:48.5t
装甲素材:レヴィナス
生産台数:一機
生産開始年:2274年
タイプ:強行偵察能力重視型
フレーム:T-25
最大行動時間:8時間
マインドジェネレーター :T-13-74-RN-1517
武装
ナックルクロー×2
オーラシューター×2
オーラサイズ『サーキュラー』
デザイン:皐月氏
ディスの愛機のプロトタイプエイジス。
アイオーンは何処に現れるか不明瞭な存在である。更に、アイオーン出現当時、通常のレーダーでは確認できないため、目視による射撃ないしは白兵戦による破壊が主立ったアイオーンの討伐法だった。しかし、これではキリがないと考えた開発局が、アイオーン同士が共鳴し合う性質を利用して作り出したのがアイオーンレーダーである。
この機体はそのアイオーンレーダーを初めて搭載した機体であり、強行偵察を目的としたテストヘッドの一機である。この機体の導入によりアイオーンの迎撃がたやすくなったという事例があるというある意味奇跡の機体。
二年前にベクトーアが接収した鉱物採掘を主とした企業国家の所有していた鉱山から偶然見つかったが、破損状況が酷く、かなりの改修を加えた。その結果、電子戦闘能力と光学迷彩を追加装備され、偵察任務の強化に一役買っている。また、ECMバインダーも追加装備されたが、元々この部分に当時は凄まじく巨大だったアイオーンレーダーがあったとされている。現在は小型化が進んだため頭部にアイオーンレーダーがセットされている。
主武装であるオーラサイズ『サーキュラー』はその名の通り『大鎌』の形状をした装備だが、遠近両用タイプで遠距離時はオーラカノンとしての役目を果たす。サイズモードからガンモードへ変化するときにこれ自体がくるりと回転することが名称の由来。なお、オーラカノンは連射が利くタイプの物であるため一発の威力は余り高くない。




