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短編

生きる意味

作者: RK

俺に生きてる意味なんてないんじゃないか。


そんな風に呟いた人がいた。


彼に沢山の人が生きる理由なんて自分で見つけるもんだと言った。


彼はそれを笑って聞いていた。


それで首を吊って死んだ。


遺書には、生きる理由を見つけられなかったと書いてあった。


馬鹿なやつだと皆が言う中、一人後悔していた。


自分の気持ちを伝えるだけでなにか変わったのではないかと。


貴方は自分に色んな事を教えてくれました。


貴方にはとても感謝していました。


貴方のおかげで自分は生きる理由をみつけられたんです。


生きる理由は自分で見つけるだけじゃない。


誰かのおかげで見つかる事もあるんです。


自分が、貴方のおかげで見つけられたように。


後悔ばかりが自分を苛む。


それでも人は生き続ける。




自分、なんで生きてるのかわからないんですよね。


部下の一人がそう弱音を吐いた。


同僚たちが、彼にんなもん自分で見つけろ、と言っている。


そんな中、自分だけは違うことを言おうと思った。


俺が探すのを手伝ってやるよ、と。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「生きる意味」って難しいですよね。 僕も誰かがそんな呟きをもらしていたら、探すのを手伝えるような人になりたいです。
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