表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

猫。

作者: 鈴華

猫。


猫。

ねこ。

ねこさん。

ねてる。

あ、

おきたよ。

猫。

あなたは猫。

おなかがすいたら寄ってきてね。

おなかがすいたら寄ってきていいよ。

あなたは猫。

あたしが寂しいときはあたしに寄り添ってほしいな。

あなたが寂しいときはあたしも寄り添うね。

疲れたらゆっくり伸びをして、

それから、

一緒に眠ろう。



肩で息をして。


ゆっくり深呼吸。

…だなんて効果がない、

意味がない、

とあるあたしの日常は、

まるで何かに、誰かに、

追いかけられているような。

急かされているような。

肩で息をして生きている。

あたし。

短距離走は得意なの。

持久走は苦手だけれど。

だからなのか、

何でなのかわからないんだけれど。

あたし、やっぱり、

肩で息をして生きている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] にゃー(*´ー`*)
2024/09/20 16:21 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ