表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/17

5、転職

「‥‥‥なぁ琴遥?これで倒すの何匹目だ?」


「うーん‥‥‥ざっと30匹くらい?‥‥‥かな」


「‥‥まだまだ行けそう?ダメそうならそろそろ引き上げるけど?」


「いやいやお兄ちゃん、いつ何が起こるか分からないんだからあげれる時にあげれるだけあげとかないと、‥‥それにぶっちゃけちょっと楽しくなって来たし」


 なんか妹が俺よりガチなんだが、‥‥‥おかしくないか!一応俺、環境適応のスキル持ってるんだけど!?。


「まぁそうだけど‥‥‥ていうか楽しくなってきたって、戦闘狂かよ!?‥‥‥それで大丈夫なのか?」


「それは大丈夫だけど‥‥‥うーん、レベルもそうだけど‥‥‥スキルの理解度っていうか熟練度?も上げたいかなー‥‥何か熟練度上げると手札が増えるのはよくある話しじゃん?」


「まぁ手札は、あるに越したことはないけどな、だけど手札を増やす手段なんてスキルポイントで獲得するか今あるスキルのレベル上げる、ぐらいしかなくないか?‥‥‥いやそもそもスキルを獲得する方法ってそれしかないのか?、例えば欲しいスキルの技を自力で模倣して熟練度を上げれば、スキル獲得出来るんじゃないか?」


「確かにお兄ちゃんの言う通りその手段もある‥‥かも?私がやろうとしてたのはスキルのレベル上げと応用の幅を広げる事だから」


 確かにそっちの手段もあるな、例えば昨日やったみたいに魔力1、多く使った事によってウォーターボールを大きくしたみたいに魔法を運用する上で魔力を消費する量、形状変化は出来るのか温度を上げてお湯に、もしくは温度を下げて冷水か氷まで下げる事が出来るのか‥‥そしてこれらは、そもそも出来るのかレベルを上げれば出来るのか出来ないのか、検証したい事は山ほどあるな。


「琴遥‥‥やっぱり今日はこの辺で帰ろう、父さんと母さんも心配するし上がったステータスの確認もした方がいい」


「‥‥確かにそうだね‥‥分かった帰ろっか」



==============================


「父さん母さん、ただいまー」


「ただいま」


「‥‥!、龍也琴遥おかえり!大丈夫だったか?怪我してないか?!」


「‥‥あら、おかえりパッとみ怪我とかはなさそうだけど大丈夫だった?」


「レベル上げは上手くいったよ、‥‥あ!それと倒した魔物の中でこの魔物が食べれそうだったから持って帰ってきた、ホーンラビットって言うんだけど料理できそう?」


「うーん‥‥‥多分できると思うわ、私の職業は見習いだけど食べれる食べれないは見分けられるらしいの」


「‥‥あ、未来!‥‥ちょっと待って、多分そのツノは武器が作れると思うから取っておいてくれないか?」


「あら‥‥そうなの、分かったわ」


「!、父さん武器が作れるのか?!」


「いや‥‥作れるって表示されているだけで、今の俺レベルで作れるか、分からないがホーンラビットなんて序盤の敵だろ?初めてからツノを武器にってのは無理だと思うが、木使って木刀なんかをいっぱい作って職業レベルを上げれば直ぐに作れると思うんだ、‥‥‥早ければ明日中に‥‥‥いや今日中仕上げよう!」


「イヤイヤ!あんまり無理しないでね、倒れられたら困るから!」


「大丈夫だ!なんせ父さんは今凄く楽しいからな!!」


「あらあら貴方、物作りに没頭するのはいいけど没頭しすぎて、ご飯をすっぽかしたら‥‥‥分かってますね?」


「あ、‥‥‥はい、了解です‥」


 おう‥‥母さんが鬼に‥‥父さんがんば!!


「龍也ー?‥‥今なんか失礼な事を考えてなかった?」


「いえ!考えてません!!お母様!」


「‥‥ならよろしい、私は今からご飯作るから‥‥あと琴遥?こっちに来て料理を手伝ってくれないかしら?」


「分かったー」


 じゃあ母さん達が外でご飯を作ってくれている間にステータスでも見てみますか。


➖➖➖➖➖➖➖


上倉 龍也(かみくら たつや) 

LV10

年齢:17

種族:人間

職業:なし

【能力値】

体力:25

筋力:21

敏捷:26

耐性:9

魔耐:6

知能:10

魔力:11/11

スキルポイント:6

【スキル】

魔眼LV1

・毒魔眼

鑑定眼LV3

環境適応LV10

思考加速LV2

魔力操作LV2

【称号】

異世界転移者

試練に挑みし者


➖➖➖➖➖➖➖


 ‥‥1日で3レベルか‥‥もうちょい、いきたかったなー結局魔眼は使わずに素手で殴ってただけだからレベルは上がってないとして他2つが上がってたのは嬉しいな、‥‥ただ筋力と敏捷ばっか上がって耐性と魔耐がまだ一桁‥‥‥マジで一発貰っただけで死にかねないな。‥‥とりあえずの目標はスキルポイント30だな、どうしても欲しいスキルがあるんだがこれがまた、必要ポイント30という破格の額だ‥‥ここで渋ってスキルを取らずに死んでしまったら意味ないしどうしたものか。


「2人ともー!ご飯できたよー!」


「分かったー!父さん連れてそっちに行くー!‥‥そういえば琴遥はどれだけレベルが上がったんだ?」


「うーん‥‥‥こんな感じ、‥‥ほい」



➖➖➖➖➖➖➖


上倉 琴遥(かみくら こはる)

LV15

年齢:15

種族:人間

職業:見習い魔法使いLV5《転職可能》→魔法使いLV1

【能力値】

体力:30

筋力:8

敏捷:9

耐性:18

魔耐:19

知能:25

魔力:30/30

スキルポイント:26

【スキル】

火属性魔法LV3

・ファイアーボール

水属性魔法LV3

・ウォーターボール

回復魔法LV1

・ヒール

【称号】

異世界転移者


➖➖➖➖➖➖➖


「とりあえずはこんな感じかなー‥‥‥あ!そういえば帰る前に頭の中で突然、転職可能です転職しますか?とか言われてOKしといたから職業は変わったかな」



 ‥‥‥なんか俺より強くありません?




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ