99 照れる自分に
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その夜から俺とウエットの部屋は同じ部屋になった。正確には俺の部屋にウエットが転がり込んで来た感じだ。
まぁベッドは可愛らしいお姫様仕様の、大きすぎるベッドだし。別に問題ないか。
「まさか部屋まで変わるとは…」
ウエットの方が戸惑っているようだ。まぁ確かに。結婚した訳でも無いしな。露骨すぎる。
2人の仲が、魔王国の守りの強化になりますので…とか聖女言ってたしな。仲良くさせたいんだろう。
「まぁキャンプでもしてると思って、寛げよ」
「中身は男の子ですね。そうします。でも心は変わるものですから」
「何だよそれ」
異世界で言われた、性別が体に引っ張られると言われた事を思い出した。俺の心が女に近づく?考えたくないな。
最初より自分がルーナだと言うことを受け入れている自分もいる。もう戻れないし、この体にも慣れてきた。このまま生きるのが、もう1つの体のこいつの為だよな。
ベッドに横になっていると、ウエットが「失礼します」と入ってくる。無言で入りゃ良いだろ。何か照れている自分に気づき、クルッと逆を向いた。
「おやすみなさい、ルーナ様」
「…うん、おやすみ」
これで本当に国が安定するんだろうな!?聖女のお茶目な嘘だったろ怒るぞ。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
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