96 聖女の話
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俺達は聖女の元へ急いだ。一体何の用だ??いつかあの子も、あの部屋から出してやりたいな。それにももっと力をつけないと。
「どうした??」
「あぁ…魔王様…お呼びだてして申し訳ありません」
「大丈夫だよ。もっと気軽にいつでも呼べよ」
ペコリと頭を下げる聖女に、俺は気軽気に声をかけた。女の子は国の宝だからな。
「お告げがあったのです。西の国より、龍が現れると」
「龍?ふーん」
「魔王陛下?伝説の龍ですよ?今回は人から生まれし龍のようですが」
「人龍!?この世界にもいるんだ??」
いや、確か世界で四大龍1人だった気がしたが。て事は、フェアリー?龍は世界を渡れるのか?
「コマンド!」
こんな時こそコマンドである。やっぱり人龍はあらゆる世界に1人だけ。雷竜もいるらしい。
て事は、ここで会えるのは雷竜か?龍は世界を渡れるらしい。
あれ?何かここにマークが出てる。
ポチッとすると、新能力…雷の力を手に入れた!と書いてあった。先程の戦闘でレベルでも上がったのか?コマンドって本当に謎だ。
メニューを閉じる。
メニューを閉じて溜息をつく。
「魔王陛下は人龍をご存知なんですか?」
「あーうん。元いた世界で会ってたからな。婚約者のだし」
「魔王陛下のご婚約者様が人龍様!?…陛下…実は、もう1つお告げがあったのです」
「何だ?」
「王国の血を引く者と婚約の儀をかわせば、我が国は反映し続けると」
うげーと言う顔をする。また婚約者か…。もう何人か増えても、どうでもいいや。
「で、その王国の血を引く者って誰?」
「…すみません陛下…私です」
ウエットがオズオズと名乗り出た。お前かよ!と突っ込みたくなるのを堪える。
「あーもう分かったよ!婚約者5人もいるんだ。何人増えても変わんないよ」
「「5人!????」」
何かめっちゃ驚かれた。すっかり染まって感覚バグってたんだなぁ。5人いるのは、おかしい事だよな。
「魔王陛下のいた世界では、普通の事なのですか?」
「あーうん。女子の出生率が、極端に低い世界でな。一妻多夫制なんだよ」
「それは…大変ですね」
「お前も大変だろ?聖女なんて言われて、ここで頑張っててさ」
「魔王陛下…」
ハラハラと泣き出す。ヤバい泣かせた。聖女泣かせるのダメだよな。
「ま、いつか状況変わるかもしれないし。俺みたいな魔王もいるしな!」
「はい。ありがとうございます」
最後は笑って貰えた。良かった。
「話は変わりますが、今ここで婚約の儀を行って頂きますっ」
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。




