94 見学
94
魔王がいる今、この国は平和だ。戦争になっても、俺は手を貸す気は無いけど。戦争反対派。
未然に防ぐのは大賛成だ。
ここは魔力の力が使いやすい。魔王の国の中だからだろうか。こんな子供が魔王って言われても、市民はどう思うのだろうか。
一応歓迎はしてくれていたが、本心は分からない。俺はこの世界を力で支配するつもりは無い。
だけど、それが綺麗事になってしまう事も分かっている。大きな力があるなら、それで制圧した方が犠牲者が最小限になるだろう。
何にしろ、見た目チビな高校生の考える事ではないけどな。
コンコンと部屋がノックされた。
「はーい?」
「陛下、ウエットです。剣の稽古をこれからするのですが、見にいらっしゃいませんか?」
「暇つぶしにはなるかー。うん。行くよ」
剣の稽古は城の横の広場で行われていた。稽古だから木刀で行われている。
うん。中々上手いな。ウエットが師範のようだ。と、その時に城の中から大声がして、その人物が近づいてきた。
「誰が魔王の世話など!」
活きのいい声はラバーだった。やっと意識を取り戻したのか。大人しくしてればいい物を…。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。




