78 不思議な女の子
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「そのー大丈夫…か?俺…私はルーナって言うんだ。傷は特殊能力で治したから…ね?」
泣かれたら、どうしよう。固まったままの少女を見つめる。
ハッとしたように少女は動き出した。数秒ロボットのように動いた後、また固まった。
「あ、ありがとうね!貴女小さいけど、教会の方とか?回復能力って教会の1部の方しか使えないんでしょ?」
鈴を転がしたような可愛い声。そっか回復と言えば教会かぁ。
「いや俺…私は素人なんで」
「凄いわね。貴女小さいのに色々な事が出来て」
んんんんー?目の前の子は見た目は俺より年下な気がするのだが。それに心がザワつく。何かの力の糸が彼女から出ている。
「名前は?」
「私はリヤナよ。お嬢ちゃんはいくつなのかな?」
「あ、ルーナです」
同い年か下くらいの子に、お嬢ちゃん呼ばわりされた。そして普通の人間には感じない気配のようなもの。
何者だ?この子?
「貴女…不思議な子ね。温かい力に守られてる。それも凄く強力なもの…」
何だ…この子。その時だった。
「リヤナ!大丈夫か!?」
崖を滑るように、リヤナと同じ位の少年が姿を現した。
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