77 山へ行ってみた
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山へは、あっという間に着いた。あちこちと覗いて見たが、人の気配はしない。
「今日来る保証はないしなー」
トレーニングがてら来てるから良いけど。
俺は???だった能力を変化前に使えるように、練習したかったのだ。
魔力、妖力、魔法力、霊力。体の中に何かを感じるのは確かなのだ。便利な物なら、使える方が良いもんな。
魔力…黒い力。だけど、優しい力。魔族的な力だとは思うんだけど。
妖力は妖怪関係か?魔法力ってのは…魔法少女的な?…ちょっとヤダ。霊力は幽霊系かなぁ。
何かルーナの波乱万丈奇々怪々な事が起きそうだよな。既に異世界の洗礼は受けた気がするけどな。
「さーて。何からやるか」
魔力が1番近い感じすんだよなぁ。すぅーっと気を集中する。魔力と思われる力に、そっと心で触れてみる。
暗い…暗い…闇の力。でもこれは怖いものじゃない。生き物に眠りや安らぎが必要な様に、人を守る為の力。
女神の力が太陽なら、こっちは月って感じだな。ふむ…。
その時、「キャッ」と女の子の声がした。
「あいたたー」
「おい、大丈夫か?」
転んでしまったようだ。茶色い髪の髪の毛クルンクルンの女子だ。
「あちゃー膝擦りむいてる」
「痛い…」
「待ってろ。治してやるから」
彼女の手のひらに集中して、女神の力に心で触れる。掌が温かくなっていき、それを女子に注いでいく。
「よし。治ったから、後は膝を洗いたいから、そこに座って膝突き出して。…うん。麗しの水よ膝の汚れを落としたまえ」
よし。ピカピカだ。
少女は唖然とした顔で固まっている。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
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