76 次回はフェアリー探し
76
変身後のフェアリーは、物凄く苦しんでいたらしい。この体は俺の物だ!やだ!僕は僕だ!来るな!
「お前の魂は純粋過ぎる。融合されたら…我の意識が…呪いの成就が!」
そう言うと龍の形に変化して、その場から飛び去ってしまったそうだ。それ以来、フェアリーとは会っていないらしい。
「そりゃ大変だったな。親御さんも悲しんだろ?」
「人龍が産まれるのは、この世の理だから仕方ないって泣いてた」
なるほどなぁ。ラファドの方が体の相性も良くて、性格も支配しやすかったんだろうな。
「ラファド!お前はやれる事を頑張った。ちゃんとフェアリーを守れたさ。これから探して、友達になってもいいしな」
「うん!最初はフェアリーが婚約者候補だったんだよ」
「そうなのか?」
「末端のシャルルの家が、代わりに選ばれたんだって」
末端…。何気に貴族同士に上下関係あるのムカつくよな。はーヤダヤダ。大人の世界の避けられない所だな。
「フェアリーの行方は、全く分からないのか?」
「たまに見かけた人がいるくらい。僕と違って空も飛べるし、自由に世界で遊んでるんじゃないかな?」
殺戮の限りを尽くしてたらどうしよう…。まぁそれなら、ひっそりとは暮らせないか。騒ぎになってるはずだもんな。
「今度探して、会いに行ってみるかな〜」
「え!?会えるの!?」
「探して…見つかればな?」
「僕も行く!僕も会いたい!」
「いや、遠いかもだし。見つかるかも分かんないしな」
「行く!見つける!」
「今まで見つからなかったんだろ?」
「…そうなんだよねー」
ションボリとしている。
「ま、会える時が来れば会えるさ!」
明日は4大精霊に頼んで、フェアリー探しだな!
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。




