75 ラファドとフェアリー
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「よく来てくれたね〜。今日は応接室でお茶会だよー」
めっちゃ良い笑顔するなーこいつ。中身は幼いんだもんな。こいつなりに、笑顔の下には苦労の跡があるのだろう。
「例の人龍になった時の話の、その後の話を聞きに来たんだ〜」
大量のランチと食べて、1部はコマンドのボックスに入れて置いて、オヤツも入れた後に聞いてみた。
「その後ー?」
「確かフェアリーくんを庇って、火龍になっちゃったんだよな?」
「うん!そうだよ!」
「フェアリーくんって、人龍になる前はどんな子だったの?」
フェアリーは水色の髪に、家に代々続く水色に染め上げられた細長い布を髪に巻き付けて居たという。
「ほんっっとうに、フェアリーは優しいんだよー」
困ってる子が居れば駆けつけ相談に乗る。自分より小さい子の面倒は、自分から相手をする。
怒った所なんて誰も見た事が無い。大人のお手伝いも進んでやって、朝早くから夜遅くまで優しい笑顔で忙しさを楽しむように過ごしていた。
「フェアリーは皆が大好きでね、礼儀正しいし、僕のフォローもよくしてくれて、大親友だったんだよー」
フェアリー大好きで溢れた笑顔。純粋で、お前も眩しいよラファド…。
「だけど…あの日から…変わっちゃったんだ」
黒くなった球が入り人龍になった後、性格が一変してしまったのだ。年齢も8歳とは思えない口調であった。
「あの黒い珠は僕を狙ってたみたい。後で大人の人に聞いたら、水龍の球が黒かったって事は、邪気が詰まってたんじゃないかって。前水龍が悪い心に支配されたまま死んじゃったんじゃないかって」
…なるほど。それは迷惑な話だな。
「その黒いのはね、僕の気が弱い心が支配しやすいから狙われたんじゃないかって」
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。




