表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
66/126

66 皆の平日

66


考えすぎたら頭が痛い。寝たのも遅かったから、ダルいな〜。かれこれ、この世界に来てから1ヶ月くらいになる。


シンプルなドレスに慣れてきた。めくると怒られるけど…。体が娘だと言っても、記憶は男子なのに両親はよくしてくれるよなぁ。


望んだ形では無かったはずだ。もっと感動的な出会いをするはずだっただろう。


男と知った時の真っ白になった両親の顔は、今でも鮮明に覚えている。それにしても、親に秘密の多いガキになっちゃったよな。


身体能力の高さ。精霊や長の加護。守護龍の存在。長い長い過去に世界を壊した姫の生まれ変わりで、女神になれる事。


俺や周りに災いが振りかかれば、全部バラして全力で守る。過去に親父も守れず、自分さえ守れなかった。


あの頃の俺とは違う。この力のせいで、降りかかる火の粉があったとしても全力で守る。


今はここが俺の大切な世界なのだから。いつか現世界に飛ぶ方法を探してはみたいけどな。親父と母さんも会わせてやりたいし。


母さん、今の俺を見たら着せ替え人形みたいに扱うだろうなぁ。美奈姉もチビの時は、色々な服を着せられてたしな。


途中で、母さんもう無理!!!金輪際断る!!!と言ってから、その行事は終わったのだった。


俺がこんな姿で現れたら、歓喜して新作の数々を着せてきそうだ。まぁもう慣れてるから、そんな嫌では無いかな。


向こうの世界では、今はどうなってるんだろう。母さんと美奈姉で静かに暮らしているんだろうか。


この広い空を見せてやりたいな。


最近はよくリスタが遊びに来るようになった。我が家の菓子狙いなんじゃないかと思っている。


特に話しかけてくる訳でも無く、本を片手にお茶と茶菓子で過ごすのだ。


「その本、面白いのか?」


聞いてみた事がある。


頷いた後に、頭の良い奴には面白いと答えられた。何だこいつ。婚約者の癖に、機嫌を取るとかしないのか?


ブスッとしてテーブルに突っ伏してたら、頭をポンポンと触られた。リスタの癖なのかな。結構気持ちいいんだよな、これ。


「レミットは来ないのか?」


「あいつは特別な力があるみたいで、学園に通ってるんだ」


「レミットに力が…」


それは過去世に…女神の子という事に関係してるのだろうか。


「レミットが、俺にここに行けって煩くてさぁ。自分が行けない分、仲良くなっといてってな」


なーるほど?実際は顔は見るけど、仲良くはなれてない気がするが…。


「学園って、他の婚約者達も行ってるのか?」


「ウィザはフラりといなくなってるだけで、行ってないな。来るようには言われてるみたいだけど。ラファドとシャルルも通ってる」


「シャルルにも力が?」


「いや、普通の学園に通ってるだけ。制服が可愛いんだとさ」


なーるほどな。ラファドは火の力の調節とか必要そうだもんなー。


「りスタは行かないのか?」


「卒業までの勉強はしたからな。剣の稽古がある時だけ行ってる」


うん。リスタ頭良くて剣の腕もたつのか。婚約者の中で、1番まともかもしれない。


いつか剣の稽古とかしてくんないかなぁ。今はガキ扱いされてて、許可して貰えないんだよな。

読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ

ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ