表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
62/126

62 ラファド達の事

62


ガタゴトと馬車が揺れる。最近徒歩で出かけるのに、両親が難色を示すようになった。


貴族の娘とは、と言う勉強まで増えて家にいるのが生きづらい。


という訳で、ラファドに会いに行く事にした。体がなまってるので、森を抜けて行きたかったが両親のダメ出しにあった。


別に木を昇ったり飛んだりするのの、何が悪いんだよ。こういうのを、差別って言うんだよな。


などと考えていたら、ラファドの家に着いた。すぐに入口からラファドが飛び出してきて、出迎えてくれる。


「遊びに来てくれて、嬉しいよルーナ!」


「ラファドについて、聞きたいこともあったからなー」


「庭にね、オヤツをたくさん用意したんだ!食べながら話そ!」


グイグイとラファドに引っ張られていく。俺だから良いけど、他の女子にこれやったら転ばせて嫌われるぞ…


大きなテーブルに、町から集めてきたのかという程の菓子。食いきれないよな、明らかに。いくつかは、コマンドのアイテムに入れとこう。


「何の話する?」


「あぁ、言いにくかったら良いんだけど、ラファドが火龍…人龍になった時の話が聞きたい」


「あー。全然いいよ。あの日は、幼なじみのフェアリーて言う男の子と草原で遊んで居たんだ」


そこは安全な場所で7歳の2人が遊ぶには広いし、大人の目もつくしでよく行く場所になっていたらしい。


「その時ね、そらから赤い球がフェアリーの上に落ちてくるのが見えたんだ」


危ない!!ラファドは咄嗟にフェアリーを突き飛ばして、その珠にぶつかった。珠はそのままラファドの体の中に入り、弾けたような気がした。


体がギシギシときしむ感じ。痛くないのに、苦しくて転がり回った。


その時、また黒い球がフェアリーの頭上に現れ今度こそ当たってしまったのだ。


フェアリーもまた同じようにもがく。大人達は大慌で、医者の手配をしていたが気がつくと、そこには2人の少年が横たわっていたという。


人龍になって、成長した2人だった。すぐに起き上がったのはフェアリー。


「なぜ私が、このような人間の中に!私はお前の体が良かったのだぞ!」


ラファドを鋭く睨みつけた。


「フェアリー?なの?どうしたの?」


「いまいましい!」


フェアリーはその場から飛んで姿を消した。その顔はラファドの知っている優しいそれではなかった。


「僕はそれで火龍になったんだ。フェアリーは水龍」


「いきなりなるもんなんだな」


「ウィザもそうらしいよ。テラスにいたら、急に球がぶつかって来て。あの方の場合は、逆に若返ったらしいけど」


「なるほど。大人な雰囲気出してたもんなぁ。実年齢が高いのか」


「ウィザはね、この国の皇太子だったんだよ!」


「は??皇太子?王子様?」


「そう!だけど、永遠の王なんていらないでしょう?って、弟君に王太子の座を譲って貴族になったんだってさ」


「へーーーーっ」


人生色々だな。こうやって聞いてると、特殊なのって俺だけじゃなくね?皆おかしくね?と思う。


俺の周りの人間が変なだけかもしれないけど…。オヤツもゲットし話も聞けて、その日は楽しい1日だった。

読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ

ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ