59 次回は
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強い男だ。シャルルは強い。
「お前は俺の婚約者、嫌じゃないのか?」
「何で?嫌じゃないよ?ルーナ様可愛いし」
「男が好きって訳じゃないのか?」
「男なんてガサツで嫌い!可愛い女の子が好きだよ」
それならそれで良いのだが。
「恋愛対象は女って事だよな?」
「そうだよ?普通に女の子好きだよ?」
シャルルにも今まで色々とあったんだな。そりゃそうか。俺と同じ異端児な訳だし。
そう考えると、ウィザとラファドにも何か抱えてる物があるのだろうか。
せっかく婚約者になったんだし、昔の話とか聞いてみたいな。あっちには、俺の世界の話でもしてやるか。
…でも想像出来ないんだろうな。スマホを説明出来る自信が既にない。やっぱり、皆の昔話を聞いて親睦を深めよう。
「そうだ!今日はねー私お菓子焼いてきたんだー」
「え。マジで?料理も出来んの?」
「んー料理は少し。お菓子は可愛いから作りたくて、シェフに習ったの!」
可愛い物好きも、ここまで来ると凄いな。ハート型の可愛いクッキーがテーブルに並んだ。
サクッとした歯ごたえがする、美味しいクッキーだった。昔美奈姉が作ったクッキーは、田舎の煎餅みたいに硬かったな。
「ケーキとかも作れんのか?」
「作れるよ!今度作ってこようか?」
「頼む!生クリームのやつが良いな」
「ケーキと言えば生クリームでしょ?今度婚約者様達で、お茶会しない?」
「あ、それ良いかも。今度企画しよう」
「ご招待お待ちしてます」
ドレスの裾を掴んで、可愛らしくお辞儀をしてみせた。うん。シャルルは可愛い。
1度本気で怒ったシャルルを見てみたいかも。男の部分とか出てくるのだろうか?
とりあえず婚約者達と、親交を深めよう。仲良くなるのに悪い事は無いよな。
ちょっと楽しみになってくるのだった。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。




