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転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
52/126

52 その後

52


眠い…。


「ルーナ?やっぱりショックだったのね。怖い夢でも見て眠れなかったの?」


母親が心配そうに声をかけてくる。


「大丈夫だよ。寝付けなかっただけで、元気だよ」


ジャンプをしておどけてみせる。


「朝ごはん楽しみだなぁ。ね?母様」


「そうね。楽しみね」


母親がホッとしたように笑顔を見せた。ぶっちゃけ俺は何ともない。無駄な心配はさせないに限る。


そうして数日して、俺を狙ったのが最下層の貴族の仕業だったらしい。父親は実行を決めた夫婦に死刑を!と言い出したが、慌てて止めた。


「俺は、生きて償って欲しいと思う!生きてなくちゃ意味が無いんだ!!」


そう強く切望したので、何とか爵位の取り消しと平民への降格で済まされた。


それを甘いと言う大人達が多くいた。また必ず同じ事が起こると。他の子供が狙われたら、責任が取れるのかと。


そう言われれば、そうなんだよなぁ。でも俺以外に矢が放たれたら、死人が出るのだ。


なので父親に、関係者家族を全て引き取る事をお願いした。そして目立たない場所で、軽作業でもしてもらう。世の中へは、死んだ方がマシな目にあっていると噂を流すのだ。


周りへの力の差を、示す事が出来て牽制出来ると思ったのだ。父親も納得し、2度と同じ事が起こらなくなるならと了承してくれた。


それにしても、何で俺の命なんて狙ったんだろ?貴重な女子が1人減ると言うのに。貴重な女子だから、狙われたのか?


まだこの世界の事が分からない。この世界で女性は大切にされている物だと思ってた。目立つという事は、良い事だけでは無いのだろう。


出る杭は打たれる、か。美奈姉は大丈夫なんだろうか?現世界と異世界を行き来している、異端児。俺より特殊じゃね?


明日は美奈姉の家に行ってみようかな。週に1度は来るって話だし。

読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ

ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。

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