49 これからどうなる?
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そのまま馬車から部屋へと運ばれて、朝まで寝てしまった。起きてから母親にあの庭園の話を聞いたが、そんな人工的な物はあの辺には無いらしい。
俺が女神だから入れた場所って事か。
「ルーナの膝枕を誰がするかで、結構揉めたのよ」
うふふっと母親が笑う。
「皆で?」
「りスタくん以外の4人で、取り合っちゃって。モテモテね」
余り嬉しくない。無難なレミットで良かったかな…
朝食を終えると、いつも通り森へと向かった。木の頂上へ来る。うん。全然違う。精霊の気配。生き物の息吹。精神統一すると、前より強く感じるのだ。
女神の力ってやつか。何か意味あるのかな。
『ルーナ!我らが居ぬ間に何があった!』
『それは女神の力では無いのか?』
『ビックリですわ。ワタクシ達の居ない間に何があったのです?』
『何か…懐かしい…』
俺もこの4人の精霊の長に、懐かしさを感じていた。頭の中に映像が浮かぶ。習い事ばかりの中で、本音を話せる懐かしい精霊達の友の事を。
「俺…さ。昔…凄い昔にリーファって名前の姫だったらしいんだ」
『な、に!?リーファじゃと!?』
『我らの初めての人の子の友がルーナだと?』
『信じられない所ですが、滲み出る女神の力。納得という感じですね』
「て訳で、改めてヨロシク頼むよ」
『私達4大精霊は、ルーナに忠誠を誓おう』
『絆は強固な物になりました』
「今まで通りでいいよ。友達で十分だ」
『そなたも姫と同じ事を言う』
楽しげに精霊の長が笑う。
『何かあれば、すぐに呼ぶがよい』
その場から長たちの気配が消えた。木の上の風が心地よい。結局キャンプで使えそうな技は、今回必要無かったな。
「コマンド!」
メニュー右下には、女神力…999、魔力…???、妖力…???、魔法力…???、霊力…???。
これ、さ。後4回変身するよって事じゃないよな?それこそ、普通の人生送れなさそう。
母親や父親に、これ以上心配はかけたくない。強くならなきゃいけないが、強くなりすぎても不幸を招くかもしれない。
メニューを閉じようとして、ふと目に付いた項目があった。ユニークスキル…アイドル。
……は?この異世界にアイドルは無いだろ。俺が現世界から来てるからか?
俺が何か動く度に、メニューが変化してる気がする。時々チェックしないと不味いな。
この異世界でスローライフは、なかなか難しそうだな。さて。毎朝恒例の剣術、武術の練習でもするか!
既に日課が大大貴族の娘のする事では無い、異質な事だと気づく事は無かった。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。




