47 古い古い記憶
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「リーファ様、お稽古の時間ですよ」
「分かってます」
私はため息をついて、窓の外をチラリと見た。そこからは庭先で遊んでいる姉のラーファと、義兄のリフェラーヌ兄様が楽しそうにしていた。
自由って良いな。私はしなきゃいけない事がたくさん。遊ぶ暇もない。女神の化身だかなんだか知らないけど、私が望んた事じゃないのに。
風景が変わり、別の場面が写る。
「やぁ、僕の最愛の妹リーファ」
「貴方なんて知らない!」
「僕が世界を壊すと、隠蔽された存在だからね。でも、僕が実の兄で君の夫になる男だ」
「やだ!嫌ーーーー!!」
「リーファ様、元気な男の子ですよ。不浄を払えましたね」
「その子は?」
「塔に乳母と一緒に幽閉されます」
「なん、で」
「兄妹間の子は邪気を持つと言いますので」
「連れていかないで…私のレミット。」
「争いは収まらない!兄がいる限り!このままエネルギーがぶつかり合えば爆発して、世界が粉々になってしまうの!」
「ダメです!伝説の剣を抜いたら!世界が1つでは無くなってしまいます!」
「それでも!粉々になって皆が死ぬより良い!私はリーファ。女神よ。あの剣に触れられるのは、私の権利!」
力いっぱい剣を抜く。ズズ…ズズズッと伝説の剣が抜けていく。この世界を覆うバリアのカナメとなっている。
抜いたら…何が起きるか分からない。でも、今より悪くなる事なんてない!多分きっと!
抜ききった!眩い光が目の前で爆発したように全てが白になった。
「何だ…これ…記憶?…」
頭がクラクラする。この剣はリーファが抜いた伝説の剣だ。ここは、昔リーファが抜いた跡。
抜いた後の世界が、この異世界と現世界?。いや、まだ他にも世界があるのかもしれない。誰も知らないだけで…。
コマンドを閉じてないから、時間は止まっていた。女神…か。えっと女神の力は全ての生き物や精霊を従える癒しの女神…か。
元に戻る方法あんのかな?これか?念じて解放!で女神に。念じて封印で元の姿へ…か。
メニューを閉じる。
「……封印!」
また体が組み直される感覚がする。気がつくと小さい手と、身長。元のルーナに戻っていた。
変身が何を意味するのか。リーファの記憶は何だったのか?この場所が俺を呼んだのか?
「とにかく、元の場所に戻らないと皆が心配する」
あの場所の近くを想像する。
「レニス!」
元の場所の近くに瞬間移動した。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
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