42 特殊能力
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朝起きて、さっそくコマンドを立ち上げようとするが。このコマンド。周りの時間さえ止める効果があるせいか、出してる間に異常に疲れる。
出す前に、まずは何を見るか決めておかないと。魔法…だろうか?しかし魔法力は???だったよな。何か条件クリアしないと発動しないのだろうか。
特殊能力とか?それなら今でも使えそうな気がする。開いたらその辺を探ってみるか。
「コマンド!」
いつものメニュー画面が表示される。えっと個人特殊能力…これか?バババッと画面が重なり、数枚出てきた。全部特殊能力っぽい。
数が多いよ…。何かくだらなそうなやつから、面白そうなものまで沢山ある。希望地点へ一瞬へ移動:レニス。これだ!この世界の思い浮かべた場所へ瞬時に移動する、か。
思った通りの能力だった。これには考えがあるのだ。俺が知らない場所でも、風の精霊に頼んで見て来てもらうかジンにそのまま伝達するかしてもらって、俺の頭の中へ情景を浮かべさせれば…。
これ絶対いける!メニューを閉じてガッツポーズをする。
前に無くし物をした時に、ジンに頼んで探してもらい、その場所を直接頭な中に映して教えてもらったのだ。
相当役に立つぞ、これ。もし誰かが行方不明や迷子になっても、ジン達に探してもらって助けにも迎える。
なーんて。こんな事を考えてしまうから、出る杭は打たれるに該当してしまうんだろうけど。世のため人のためなら、悪くは無いよな?
体はなまらせたくないし、感覚は研ぎ澄まさせたいので、自分が楽に移動する為には余り使わないだろうが。少し遠出しても、一瞬で家に帰れて時間気にしすぎないで済むしな。
俺はそんな事を思いながら、今度いつ使ってみようか考えていた。
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