41 異色ならではの苦労
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マジかー。そう来るかー。内心ルーナは頭を抱えていた。貴族って変わった人間が多いのか?
まぁ…俺も変わってる訳だけどさ。中身男な訳だし。
「ルーナは、どんな可愛い物が好き?」
「いや、俺は中身男だから…可愛いもの特別好きって訳じゃない」
「そうなの?もったいなーい。せっかく女の子なのに」
「男だとか女だとか関係ないじゃん?好きな物を大事に出来るのは良い事だと思うけど?」
シャルルがキョトンとした顔をした後、花が開くような笑顔を見せた。
「そんな事を言われたの初めて!ルーナ大好きよ!」
凄く嬉しそうだ。シャルルは見た目も可愛いから、周りも何も言わないんだろうな。
何か言われただろうが、好きを貫けるのは凄い事だ。シャルルは強い子だな。嫌な事を言われた事だってあっただろう。
困難を乗り越えて、常識を変えて今のシャルルになったのだろう。1番変だけど、その分苦労もしてきているのだろう。
周りも…苦労してんだろうなぁ。て事は俺の家も苦労してるって事か。
今日も何も言わずに家を出てきたからなぁ。
「俺、そろそろ帰らなきゃ。行き先を言わないで出てきたから」
「まぁっ。そう言う所は、しっかり男の子ね。馬車を用意させるから、それで帰って」
自分で帰った方が早い気がするが、適当な言い訳が思いつかなかったので馬車で帰る事にした。
馬車に揺られ、ウトウトしながら瞬間移動とか能力にないか見てみようと思った。まだまだコマンドを使いこなせてない気がする。
今日は…ちょっと疲れたな。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ




