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転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
40/126

40 可愛いもの好き

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「応接室も良いけど、私のお部屋に来て。見てもらいたいの〜」


中へ招くと、嬉しそうに言った。


「可愛いでしょー?」


「ピンク…好きなんだね」


壁紙も家具もピンク。所々にパステル調のブルーとイエローが入っている。


ぬいぐるみも、あちこちに置かれている。…ドールハウスみたいだな。


「ピンク大好き!」


「シャルルは男なんだろ?それとも中身は女子?」


「男だよ?可愛い物が凄く凄く大好きなだけの、普通の男子」


その場でくるりと回転する。スカートがフワーと揺れた。


「シャルルも可愛いと思うよ」


「嬉しい!ルーナも凄く可愛いと思うわ」


「あの…シャルルは男子…だよな?」


「そうよ?何?男が可愛い物好きじゃいけないの?」


「いや、個人の趣味だから良いと思うけど?」


するとシャルルは嬉しそうに抱きついてきた。


「ルーナ!貴女最高よ!」


シャルルは物心ついた時から、可愛い物が大好きだった。ピンクやフリルにお人形にぬいぐるみ。


手に入れるだけでは飽き足らず、自分の服も女子の物にしていった。


最初は何とか男らしく育てようとしていた家族も、その強い意志に負け将来を悲観しながら了承した。


救いなのは可愛い物は好きだけど、恋愛対象は女子だった事だ。大貴族としてのメンツは守れる。巨大貴族のルーナ嬢の婚約者として、立場的には問題無かったのだから。

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