表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
35/126

35 家族団欒

35


今朝は早起きして、こちらの父親と母親の寝室に向かった。コンコンとドアを叩くと、どうぞと母親の声が返ってきた。


「…失礼します」


ドアを開けて、ひょっこりと顔を出す。


「まぁルーナ!いらっしゃい」


ベッドに座っていた母親は、父親との間の空間をポンポンと叩く。

座れという事だろう。


近ずくと、父親がヒョイと抱えて座らせてくれた。両親の間に座って、何かこそばゆいな。


母親が頭を優しく撫でてくれる。何だか懐かしいな。昔は俺も母親について回っていた時期があった。


「あの…俺が…元男で、ガッカリしたんじゃない?」


「そんな事ないわ。驚きはしたけどね。貴女を産んだ日から、貴女が目を覚ますのを、どれだけ待ったか…」


「17年間は長かったが、目覚めてくれて…良かった」


父親も頭を撫でる。そうか。時間の魔法で俺は10歳くらいだけど、実際には17年間…俺が死ぬまで待ってたのか。


そう思うと複雑だった。俺が早死したから、出会えた異世界の体の両親。


俺が長生きしてたら、会えなかった訳だもんな。


「俺でも…嬉しかった?」


「当たり前じゃない!貴女は正真正銘、私達の娘よ」


ギュッと抱きしめられる。ずっと待ち望んだ娘の目覚め。どんなに目を覚ます日を夢見て居たんだろう。


つかの間の、初めての親子団欒を味わった。いい両親で良かった。

家族になれるといいな。母と、父と、思える日が来るといい。


「この後、食事したら婚約者の1人が来るんだってさ」


「そうなのね。ルーナは可愛いから、婚約者の方々も大変ね」


「中身は男だから、どうなんだろうな」


「そのうち、体に合った形になるわ。心配しないでいいのよ」


俺は俺のままが良いんだけどな。変わっていくのだろうか。これから。まだまだ俺は俺でいる!

読んでください頂いて感謝!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ