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転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
31/126

31 守護龍

31


産まれて初めて、存在を見つけて貰えた気がした。無意識に我は、誰かに見つけて欲しかったのか。


生きてきた意味を、ただの人間に教えられるとは…


「おーい?大丈夫?疲れたのか?」


固まったまま動かないでいるのでに、俺は声をかける。どうしたのだろう?


「人の子の姫よ。名前は何という?」


「俺?今の名前はルーナだ」


「ルーナか。我はお前の守護龍になりたい」


「守護龍?」


「本来は4大龍のどれかが、気まぐれで人と契約し国を守る。我はお前自身の守護龍になりたいのだ」


その目は殺してくれと言っていた

、あの目では無かった。未来を見ている目だ。


「何か知らないけど、それが望みなら構わないぜ!」


「守護龍は主と認めた者に、真の名を告げ託す。名はその者を縛る物だ。他言無用だ」


「分かった!」


「シェルリルードルーワ。それが我が名だ。普段は愛称のルワードと呼ぶといい」


「ルワードか。よろしくな!これで友達だな」


「友達…人の子の姫には適わぬな。そなたの守護龍となった。必要な時は心で我を呼ぶが良い」


「心で?」


「どこにいても、すぐに駆けつけよう」


「どっか行っちゃうのか?」


「我はもう大丈夫だ。今一度、世界を見に行こうと思う」


「そっか。会いたい時も呼んでもいいか?」


「構わぬ。我は人の子の姫の守護龍であれば、内容は主の心のままに」


「分かった。世界の綺麗なものや、珍しい物が見えたら教えてくれよな!」


「御意…必ず」


風が舞い上がり視界が奪われる。落ち着いた時、そこにルワードは居なかった。


新しい角度から、世界の広さや美しさが見れると良いな。

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