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転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
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16 コマンド

16


自室へと戻り、メイドさんがワタワタと働く中。

今日は色々とあったなぁーと、何か変化は無いかと例の言葉を口にした。


「コマンド!」


メニュー画面が目の前に現れる。やっぱり、地の精霊の加護が発動されてたんだな。

と、やけに静かな事に気づいた。メイドさんが動きを止めている。と言うか、止まってね?


窓から外を見たら、鳥も羽ばたいた形で止まっていた。


「え?マジ?これ使ってる間、時間止まっちゃうの?」


人目を気にしなく落ち着いて使えると言えば、いい気もするが。まぁこんな事なくても、俺はチートお化けだけど。


もう一度メニューを見ると、魔石の事も載っていた。周りの魔力等を吸い込む能力があるらしい。大地の力が弱まったのは、これのせいか。


「終了っと」


止まった時間が動き出す。何事も無かったように世界が動き出した。これだけでも最大チートだよ。

好きな時に時間止められる訳で。


悪用しない俺で、世界は感謝するべきだな。うん。


「ルーナ様」


「あ、はい」


「明日は婚約者のお1人の、レミット様がお見えになるそうです」


「2人目の婚約者か〜」


「とてもお優しくて、女性のようなお顔立ちなんですよ」


「そうなんだ…」


そいつも苦労してきたのかな。小さい頃とかに、虐められそう。貴族なら、そんな事ないのか?


何はともあれ、明日も気を使う1日になりそうだなぁ。またドレスか…。


普段は比較的動きやすい服を用意して貰っている。両親もゆっくり慣れればいいよって、自由にさせてくれているのだ。


優しくされると、申し訳なくなる。娘の目覚めを祈っていたと思う。それが、こんなガサツな俺なんてな。


チートをうまくして、親孝行でも考えるか…

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