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転生したら俺は美少女で  作者: 満月(みつき)
102/126

102 説明

102


いちいち説明するのが面倒なので、婚約者達を集めてもらって起こった事の説明会を開く事にした。


何があったの!?と急かす両親をなだめて、集まるのを待った。皆、各々の形で帰還を喜んでくれた。シャルルなんて泣いて大変だった。


懐かしいな、この空気。皆が集まったので、魔王界に行ったことを最初から最後まで、一気に話しきった。


シーンと静まり返る。


「魔王?6人目の婚約者?悪魔?」


「あ、紹介するよ。バッセ!ヴァルク!」


俺の足元の影から、黒い人影が現れ色づく。


「バッセと申します。魔王様の守護をさせて頂いてます」


「ヴァルクっす。魔王様とは友達っすかね」


「普段2人には悪魔の世界で休んでて貰って、滅多に会わないと思うから。悪魔居たなーだけでいいよ。2人ともご苦労さま。下がっていいよ」


サーっと影の中へ2人は消えていく。


「いきなり女神から悪魔で驚くかもしれないけど、後3回は変身するかもだから…覚悟はしといてくれ…」


周りはザワザワしている。まぁいきなり第3の世界の話を持ち出されたら混乱するか。世界を壊したのは、俺の遥か彼方の前世の姫さんだけどな。


皆を巻き込みたくは無いな。


「大丈夫なのか?」とリスタ。

レミットが飛びついてくる。


「前と雰囲気少し違うけど、ルーナは大好きなルーナだよ」


「うん。ありがとう」


ラファドは、オズオズとしている。悪魔を見て怖かったのかな。


ウィザは何やら考え込んでいる。

シャルルは6人目はどんな人!?とウエットの事を気にしていた。


「分からない事は聞いて。それぞれに答えていくからさ」


俺にとって、2つ目の居場所だ。理解して貰えるなら、伝えられるなら伝えたい。


女神の力を感じながら、ここが魔王国じゃない事を実感して淋しかった。ここも大事な居場所なんだけど、な。


その日の夜、ベッドにルワードが人の姿で現れた。


「お疲れ様だな、人の子の姫よ」


「ルワード。お前の気配は、あっちに居ても変わらないんだな」


「お主の守護龍だからな。全ての世界を統べるのが我だ」


「なるほどな。どこに行っても、ルワードは居てくれるんだな」


「いつでも呼ぶが良い」


「サンキュー。頼りにしてるよ」


久々の家のベッドで、泥のように眠った。知らないうちに、未知の世界で魔王してて疲れたのかな。


次の日の昼過ぎまで眠り続けたのだった。

読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ

ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。

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