第百二十五話 チョコラ。ステータスを再確認する
会議での結論はルーバの意見で親鳥さんに飛んでもらい、さっさと王城の仕事を終わらせることになった。ただ、時間は昼間とか夜では人目に付き易いから早朝。まだ住民が起き出さない頃がねらい目。
ただ問題は、俺が起きられるかだ……。
あと、念のために目隠しが必要かも。だけど城全体を覆い尽くすほどの目隠しは直ぐには出来ない。
どうするか……?
一晩考えたけどなかなかいい方法を思い付かなかった。だから今日は王城の仕事はお休みする事にして、ルーバにその旨を書いた手紙を殿下に届けてもらう事にした。
あれこれ考えて居る内に自分のステータスをもう一度確認しようと思いついた。しかしどうやって確認して良いのか分からない。これは神父様に聞くのが一番だ。よし。教会に行こう。
教会に行くときは子供たちのお土産も必要ということで、まずはシュークリーム作り。こういう時は身体が勝手に動く。うまいっ亭に突撃だ。
タージさんに教会の子供たちへのお土産作りで厨房を貸してほしいとお願いすると二つ返事で了承してくれた。条件付きだったけど……。
うまいっ亭が忙しくなる時間までには子供たちのお土産分とうまいっ亭での販売分を作り終え、王城からルーバも戻っていたのでレーちゃんも連れて教会へむかった。もちろん親鳥ももれなくついて来る。
教会に着いたら神父様よりも前に子供たちだ。孤児院の方に回ると直ぐに見つかり子供たちに囲まれた。
「お兄ちゃん。今日のお土産はなに?」
「俺はお菓子だと嬉しいな」
「おいおい。挨拶が先じゃないのか」
「あっ。ごめんなさい。
「「「「お兄ちゃんこんにちは」」」」
「こんにちは。きょうはね、シュークリームだよ」
聞いたと途端、子供たちの歓声が沸き上がった。その声が聞こえたのかシスターがやって来た。
「チョコラさんこんにちは。お久しぶりですね」
「はい。今日は神父さんに用事が有って来ました。これ、お土産です。子供たちに分けてあげてください」
「いつもありがとうね。あまり気を使わなくても良いのですよ」
「いえ、この子たちは俺の弟や妹みたいなものだから」
「ありがとうございます。今日のおやつに頂きますね。では神父さんを呼んできましょう」
「いえ、教会の方に行きます」
シスターに案内され教会に行き、神父さんにお願いをしてステータスの確認法を教えて貰い、改めて自分のステータスを見る事が出来た。単純にもう一度水晶に触っただけだった。他にも方法が有るらしいが、特別な道具を購入する必要があるようなのでそれは無理だ。
氏名 チョコラ
年齢 24
能力 再生・創造・強化・テイマー
適職 能力を生かす職すべて
魔法属性 聖・光・火・水・風・土・空間・精製
従魔 シルバーウルフ・不死鳥(子)・ 不死鳥(成)
能力の所に強化とテイマーが増えて居た。強化がされたのは知っていたけど、テイマーは無かった。でもあの翌日にルーバを従魔にしたからそれも納得か……。
はぁ~ 親鳥がテイムされている? なぜ??? あっ、もしかして親鳥が名前になってるとかか??
そんなバカな…………




