第1話
初めて書きました。
楽しんでゆっくり書こうと思っているので
よければ適当見て言ってます
夕刻も過ぎ、街は喧騒の中、夜に向けて少しずつ静寂となっていく、車の音も人々の話し声も段々と薄らいで行く、
街というには店もまばらで駅前には人も少ない。
そこに駅から街路樹にかけて足音が鳴り響く
その足音はかなりの勢いで走っている。
足音の主は、まだ年端もいかない少年のようだ
少年は立ち止まり下を向き荒くなった呼吸を整えている。
「ハァ ハァ 急いできたけど会う時間が短くなるなぁー」
と呟くと少年は顔を上げ自分の向かう場所を見上げいる。
それは駅から街路樹を越えて坂道をこした所に見える
大きな建物ようだ、少年はそれを見てまた走り出す。
建物に着くと少年のは建物のドアに向かう自動ドアが静かに開く
少年は息を整え、その先に見える受け付けと書いた札に向かって
行く受け付けには、若い看護婦が2人ほど事務作業をしている。
少年は看護婦に話しかける。
「妹に面会しに来たんですが!」
「あ、ハイ‼︎面•••天城さんですね。
じゃあそこの名簿に名前を書いてください。」
看護婦は机に置いてある面会名簿を手渡した。
「さっきまで夕凪ちゃん、いつ来るのかとソワソワしてましたよ!」
看護婦が少年の顔を見てクスクスと笑う
「少しバイトが長引いてしまって遅くなっちゃいました。」
名簿を書くと少年も看護婦を見て笑う、するともう1人の看護婦が
自分の腕時計に指をさし
「圭人君もう20時だよ面会は21時までだから夕凪ちゃんの所に行ってあげて凄く楽しみにしてたみたいだから後、前みたいに廊下は走らないでくださいね。 」
と優しい笑顔で圭人に夕凪の所に行くようにと促す。
「ハイ!廊下は走りません‼︎」
とバツが悪いのか圭人は苦笑いをする。
「じゃあ行きます!」
圭人は妹の病室に歩き出す。看護婦2人は笑顔で圭人を送り出す。
「え〜と203号室だよなぁ‥」
圭人は病院の廊下を歩きながら、スライド式のドアをノックする!
「ハイ!どうぞ」
部屋の向こうから、元気な声が聞こえる。ドアに開けて入ると
ベッドに座り「兄さん遅い!18時に来るて行ってたのに‼︎」
と夕凪がムクれている。
「ゴメン!ゴメン!バイトが遅くなって」
さらに夕凪か圭人を見ると
「あーー何も持って来てない‼︎」と夕凪がさらにムクれる。
「急いでたから買ってくるの忘れちゃった!明日も病院に、
行くつもりだったから明日持ってくるよ」
先週に頼まれていた中高生に人気のファッション雑誌だ
「兄さんはもう!いつも遅くなると忘れるんだから!」
とムクれた顔が笑顔になっていく、妹は僕の父親の再婚相手の
母親の娘で僕には義妹になる。
小学生の頃に出会ったのもあり
僕の呼び名は家族の間で『兄さん』だ、義母はもちろん
最近では実の父親ですら僕を『兄さん』と呼び統一している。
妹は高校1年生で、僕は高校2年生、父にも義母にも夕凪を守ってと
頼まれている。親が共働きの為、2人きりになる時間が多かった
せいか、かなり夕凪には懐かれた。僕もそんな妹を猫可愛がりしていた。
「あ〜あ、今日はお義父さんもお母さんも友達も来てくれたのに
兄さんは重役出勤ですか〜〜友達に紹介したかったのに〜」
小悪魔風に間の伸びた喋りかたで蠱惑的な甘えた顔、上目遣いで僕を見つめる。こうゆのを世間でゆうあざといと言うのだろうと思わされた。
「親や友達に彼氏を紹介するってわけじゃあないだからそうゆう冗談はやめなさい。」
僕は兄の威厳を取り繕いつつ言う!だが夕凪には、何処吹く風といった感じで、まるで気にしていない。
「もう!兄さんは妹に敬語なんて使っちゃって、結構本気だよ私」
とクスクスと笑う 僕は夕凪が何を言いたいかわからず率直に
「何が本気なんだ?」と言うと夕凪は、
「私が兄さんの事が大好きて事だよ!」と笑顔で言う、思わず面を食らって赤面してしまう、僕は直ぐに平静になり
「家族として兄貴としてだろ」
「YES!その通り、だから明日は雑誌、忘れないでね♪」
「ハイハイ!僕も大好きな妹の為に本を買ってくるよ!」
夕凪は笑顔で笑っている。その後、夕凪とは学校やバイトの事を喋った。
夕凪は2週間前にストレス性の貧血で家で倒れた。
僕はバイトが終わり家に帰って玄関を開け夕凪が出迎えてくれたと同時に倒れた。
今は検査入院で経過も順調で明後日には退院できると医者も言っていた。父親の方は義娘を非常に心配して検査入院だとゆうのに1人部屋にしたのだ僕とはまるで扱いが違う!
父親も義娘が非常に可愛いらしく猫可愛がりだ。父も夕凪が何か欲しそう顔や素振りを見せるとなんでも買い与えてしまうらしい。
義母にはその後に怒られている。暫くそんな事を思い出していると
夕凪から「兄さん!」と少し上ずった声が聞こえた!
「何?」
「兄さんは優しいけど私が入院してから、前以上に優しくなってるからいつも通りしてほしいなぁ•••」
夕凪の手が何故か震えている。
(僕にはよくわからないが‥)
「いつも通りだよ」と僕は答える。
「圭人はさぁ!私に何かあると直ぐに駆け付けて無理するし心配になるから!」
夕凪は感情的になると、気づいていないのか僕の事を兄さんではなく圭人と名前呼びしてしまう、そんな夕凪が真面目に話す時、
僕はいつもの様に彼女の手を両手で優しく掴み自身の額にくっつけると夕凪は圭人の腕をもう片方の手で握った。
そうすると落ち着きを取り戻し
「ゴメン!兄さん」
「大丈夫だよ」
「最近兄さんを見てると胸騒ぎがするから」
(夕凪の予感はいつも当たる!)
「それも大丈夫だよ!夕凪に言われたら守るようにし
てるから夕凪の勘はよく当たるし無理はしないよう
にするよ」
夕凪をそれ聞いて安心したのか僕の手を素早く放し
病室を見上げ時計を指を指す。
「兄さん、面会時間過ぎてるよ」
夕凪に言われ僕も時計を見ると1時間は過ぎている。
「ヤバ!看護婦さんにまた怒られちゃうなぁ」
「兄さん、梨深さんとても優しいから」
夕凪は病室のスライド式のドアを見るとそこにはドアを少し開け覗いている女性がニヤニヤしている。
「お‼︎本当に仲のいい兄弟ですねーー」
看護婦の梨深が入って来る。どうやら夕凪との一部始終を見ていたらしい。
受け付けの所で最初に話しかけた看護婦だ、
「イヤーー!面会時間が終わるんで声を掛けに来たんですよー」
ニコニコしながら入って来た。
夕凪と梨深は、家族や学校の事を話し合うほど仲が良いらしく暇を見つけては1人部屋の夕凪の部屋を訪ねて来るしい。
「イヤー兄妹てゆうより恋人みたいですねー」
梨深は圭人と夕凪を茶化す。
夕凪は顔を赤くして病室の窓に顔を向ける。
圭人も恥ずかしいのか
「えーと!時間過ぎてすいません!今日はもう帰りますね。」
病室のドアを開け廊下に出ると夕凪と梨深は
「遅いんで気をつけて帰ってくださいね」
「兄さん!今日は本当に気をつけて帰ってよ」
「梨深さんも夕凪もおやすみなさい」
圭人は2人に手を振りながら病院の入り口に向かって廊下を歩き出す。
登場人物
天城 圭人
17歳 175cm/68kg 職業 高校2年生
趣味 バイト テレビ観賞
特技 陸上
好きな物or事 アニメ ゲーム バイク
嫌いな物or事 筋の通らない事
天城夕凪
16歳 158cm/???kg 職業 高校1年生
趣味 ファッション 料理
特技 陸上
好きな物or事 友達と遊ぶ 兄貴をからかう事
嫌いな物or事 1人でいる事
高田梨深
22歳 163cm/???kg 職業 看護婦
趣味 お喋り
特技 コイン積み
好きな物or事 人間観察(恋愛事)
好きな物or事 無愛想な人




