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7話 訓練場1

こ、更新速度が…申し訳ないです。

朝食を食べた藍璃と龍司はメイドのレンを交え少々雑談をしていると。

そこへゼウスが現れた。

突然現れた老人に困惑するが、最高神だと判ると藍璃とレンは大慌てしだした…が、


「儂は今日はパシリにつかわれてるだけじゃからの?」


と、大きめのキャリーバックを藍璃に渡し、困惑する藍璃に向かって


「そこの龍司に白神藍璃の両親に説明してこい!と言われてな…説明してきておいたぞぃ。」


ばっ!

と龍司を見ると呑気に食後の珈琲を飲んで居るところだった。


「そのキャリーバックは君の着替えじゃ…それと、君の両親からこれを渡してくれと頼まれての…ほれ。」


渡されたのは一振りの太刀だった。


「これは…“氷華(ひょうか)”!あ、ありがとうございます!」

「礼は龍司に言いなさい。後、残りの私物はフェアリーハウスに運んでおいたからの。それじゃあの~」


ゼウスが去ると同時に…


「じゃあ、愛理は着替えて来て。それから、第2訓練場に行くぞ。」

「ちょ、ちょっと待って!?」

「なんだ?」

「どういう事か説明してくれる?なんで、ギリシャ神話の最高神が龍司君の言うこと聞くの?フェアリーハウスって何!?」

「…まぁ、あ「後でなんて言ったら怒るよ?」…ふぅ~、わかったよ。ゼウスが俺の言うこと聞いたのは、奴の弱みを握ったからって処か?まぁ、単純にあのジジイより俺の方が強いって事もあるが…。フェアリーハウスは俺の異空間の中にある家の事だな。名前の通り妖精が居て家の管理をしてくれてる。確か名前は ウンディーネとシルフ だったと思うぞ。」

「い、色々聞きたいことあるけど…その異空間はどの位の大きさなの?って言うか、空間魔法使えたの!?」

「実物は今度見せるとして。城…っていうか砦?ぽいのが1つ丸ごとはいってるぞ。その中に、一軒家がある感じかな?後、空間魔法はこっちに来て初めて使ったよ。今まで使えなかったから、ちょっと昨日の晩に練習してみたら出来たってだけ。」

「「…」」


相変わらずの非常識さに藍璃とレンは唖然としている。


「まぁ、とりあえず。藍璃は着替えて来な、そろそろ行くぞ。」

「あ、うん…」






2人はレンに連れられて、第2訓練場へと来ていた。

昨日のガルフォート話から空けていてくれているものと思っていたのだが…



「おはよう!2人とも!」


爽やかな笑顔を浮かべたガルフォート王が、そこにいた…

鎧甲冑は着ていないものの籠手と具足をつけ、左手に盾を持ち動きやすい服装で、腰には剣を穿き右手には槍を持っていた。

何がしたいのか丸分かりだ…

分かりたくないが…

他にも周りに10人程が集まっていた…


「…なんで居るんだよ。」

「わっはっは!儂は使えと言っただけで別に誰も来ないとは言ってなかったはずだが?」

「はぁ~…まぁいいや、邪魔だけはすんなよ?」

「勿論じゃ。だが、後から一手相手をしてくれるくらいは良いじゃろ?」

「…だるい。」

「因みに断れば場所を提供せんぞ?」

「兵をイタズラに失いたいのであればどうぞ?」

「むぅ~…」

「いや、おっさんが拗ねても可愛くないから…はぁ、分かったよ後で相手してやるよ…だから、端っこに移動しておけよ。」

「おぉ!了解したぞ…ほれ皆の衆行くぞ。」


訓練場に居た10人はゾロゾロと壁際に移動した。


「じゃあ藍璃、始めようか…」

「良いよ。どうしたらいい?」

「身体は解れてるだろうから…先ずは実力を見せてもらう。」

「…観てたの?」

「いや、気配で分かるぞ…つーか、部屋の中で朝練やるなよ…」

「うっ…と、兎に角やろう!」

「はいはい…じゃあ始めようか…」



龍司はだらりと両腕を下ろすと身体を半身にし、藍璃を静かに観た。

藍璃は刀…氷華を抜き半身に構え左手を小太刀の柄に置いた…


「ほぉ、珍しい構えだな。しかも隙があるようで…無いな。」

「武器は持ってないの?」

「必要ないからな。」

「な!」


そう言って、笑みを浮かべる龍司に藍璃は明確な闘気と殺気を放つ。


ゴォ!


藍璃を中心に闘気の渦が巻き上がる。

龍司は藍璃から10メートル程離れると左手を前に半身の構えを変えず、静かに指をクイクイと曲げ藍璃を挑発する。

瞬間、藍璃は小太刀を逆手で抜きはなった。抜刀術を逆手で行うという荒業だ。

光の刃が飛んできい、龍司のすぐ側を通過し後ろの壁に切り傷をつける。


「ほぉ…逆手の抜刀術に練度の高い光の刃か…ふふふ、面白いモノを見せてもらった礼だ。1つリミッターを解除してやろう。『…リミッターⅠ解除、モード“an interceptor”』」


突如として、突風が巻き起こる。


「くっ!」


藍璃は踏ん張って耐え、すぐさま光の刃を3連発放つが…龍司を見ると、手刀で空刃を3連発放ち相殺させていた。


「な!」

「ふふふ、光の刃はこっちに来てから覚えたんだろ?」

「…ええ。」

「一晩で見事と言いたいが…ふっ。」


嘲う龍司に対して、


藍璃の目が細くなる…

そして、一気に訓練場の気温が下がった。





「良いでしょう…見せてあげます。………白神流 白銀の舞を!」




戦闘描写って難しいですね…

更新速度が遅くなるかもですが、頑張って書きます!


感想お待ちしてます。

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