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5話 王の私室にて

藍璃が絶叫した後、龍司は2人を自分の中に戻し、未だにトリップ中の藍璃を抱え(お姫様抱っこで…)武器庫を出た。

その状態で出たためフィーネに色々詰問され…門の守備兵にも見られたため、この事は城中に広まることとなった…



閑話休題…





次に、2人は王の私室へ来ていた。


「来たぞ。ガルフォート。」

「うむ、良く来てくれた。2人とも座ってくれ。」

「おう」


入り口の真っ正面の椅子にガルフォートが座り。向かい合わせになるソファーに龍司と藍璃は並んで座った。


「じゃあ早速だが、カードを見せようか?」

「いやいや、言い出したのは儂だから、儂からみせよう。ほれ…」


ガルフォート・レイ・アルバロス

ギルドランク:AA

筋力:A

気力:S-

魔力:C

技:S

素速さ:C

精神力:S-

神力:-

運:SS


所属ギルド:冒険者ギルド

主属性:炎

他属性:風・土

耐性:毒・火傷

契約:イフリート

称号:アルバロス王国の沈黙王・現皇帝の弟・炎鬼(えんき)

装備:アルバロス王の服装一式


「ふーん成る程…」

「それで終わり!?」

「わかったよ…入り婿ってやっぱ大変なのか?」

「まぁの…ワシの場合は既に妻の両親が居なかったからの、まだ…ってそう来るか!」

「まぁ良いじゃん…って、今更になるが藍璃にも見せても良いのか?」

「勿論だ。そちらのライブカードを見せていただけるならの?」

「あ、良いですよ?」

「もう一つ…こっちのランク付けってどういう順番なんだ?」

「あっはっは、そいつは迂闊じゃったな!よかろう、ランクじゃが…

最低がEで

E,D,C,B,A,AA,S,SS,SSS.Ex

の順番になっておる。

更に、D,C,B,A,AA,Sまでは前後に-と+が付くぞ。まぁそんな感じかの?

属性は主が普通は1つ後は他属性に大体分類されるぞぃ。」


「なるほどな…じゃあ次は…」

「あ、私が見せます。」

「リュウジはトリじゃな!」

「ナゼ…」

「はい、これです。」


白神 藍璃

ギルドランク:--

筋力:A

気力:SS

魔力:SSS

技:Ex

素速さ:SS

精神力:S

神力:A

運:Ex


所属ギルド:無し

主属性:光・氷

他属性:風・水・火・転移

耐性:火傷・魔・邪

契約:光の精霊“コウ”

称号:勇者・白神家次期当主・白神流 免許皆伝

装備:学生服・光の小太刀


「これは又…」

「う~む、流石は勇者ってところじゃの」

「あれ?最初に見たときよりあがってる!」

「「そりゃあ、さっき武器庫で覚醒したからだろ(じゃろ)!」」

「……あぁ!そうでしたね。」


意外な所で天然ぶりを発揮した藍璃であった…


「それにしても、白神流 免許皆伝って…」

「あ、あはは~…じ、じゃあ、最後は龍司君ですね。」

「そうじゃな。」

「はぁ~…ほらよ。」


神宮 龍司

ギルドランク:--

筋力:SS

気力:測定不能

魔力:測定不能

技:測定不能

素速さ:SSS

精神力:測定不能

神力:測定不能

運:D


所属ギルド:--

主属性:雷・闇

他属性:水・光・風・炎・空間・転移

耐性:全毒・火傷・幻・神・邪

誓約:戦女神“アテナ”・天使長“ラファエル”

称号:自由人・異世界の旅行者・異端なる一族の異常者・真の覇者・覇気の使い手

装備:学生服・戦女神の籠手・癒しの風の指輪



「…」

「…」

「…黙るなよ。」


室内が、完全に凍てついていた…


そして、

「はぁ~~~!!」

「え~~~~!!」

「うるさいな…」

「いやいや!測定不能が何個あるんじゃ!これでは、ライブカードの意味が無いな!!と、言うか、測定不能がこれほどあるのに、何故運がDなんじゃ!?しかも、契約が誓約になってる上に戦女神アテナに天使長ラファエル!?」

「称号って2つじゃなかったんですか!?他属性が多いのは予想していましたが…それなのに装備が学生服とさっき得た籠手と指輪だけって!何か、こういう場合は色々と隠し装備とか有るもんじゃないんですか!?」

「まぁ、落ち着けよ…」

「「これが落ち着いていられるか(ますか)!!」」



ひとしきり、騒いだ後…



「で?何故、魔王を殺してはならんのじゃ?」

「あぁ、そのことね。簡単だよ。魔王よりも強く厄介な奴が目覚めようとしてるからな。この事は魔王も気づいているみたいだがね。…因みにこのまま目覚めれば世界中の生物全てが滅亡するな。」

「!…俄には信じられんが、リュウジがそこまで言うのだ。頭ごなしに否定は出来んな。」

「龍司君なら何とか出来るんじゃないの?」


その発言にガルフォートは俯きかかった頭を上げて龍司を見た。

だが…


「駄目だな。確かに俺なら単独でそいつを 楽 に潰せるが…潰すだけの【力】を使ったら、それこそ世界が滅ぶぞ。」

「な! ふむ、疑うわけではないが、簡単に信用するのものぉ…」

「じゃあ…明日から藍璃の訓練を始めるから、その時見に来ればいいだろ。」

「え!?でも…」

「まぁ、最初は藍璃の身体能力が向上してるからそれの慣らしからだけどね。その後は、実力を見せて貰うよ?…白神流 免許皆伝の実力を…ね?」

「う…はい。」

「あ、ガルフォート。1つ頼みがある。俺と藍璃の部屋は隣にしてくれるか?」

「構わんぞ?では、明日の朝メイドに起こしに行かせるからの。朝食を食べたら、第2訓練場を使うといい。」

「分かった。宜しくな。」

「宜しくお願いします。」

「ふむ、では明日会おうぞ。」



会話が………多いな!

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