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11話 訓練場5

遅くなりました。


気づけばPV37,011アクセス ユニーク8,347人

…みなさん、ありがとうございます!

「ふふふ。…なるべく保ってくれよ?」


そう呟くと共に、龍司は滑るようにニードル・スレイブスの目の前に向かう。

それを見てニードルも盾を構え突進をした。


「龍司君!?」


藍璃が思わず叫ぶが、龍司は構うことなく掌底を盾に向かい繰り出す。


ゴォォォーーン!


もの凄い衝撃が走りニードルは盾を杖代わりにして何とか立っていた。

一方、龍司は盾に“反射(リフレクト)”が掛かっていたため身体を時計回りに回転させた。

そして、ぶつかると同時に仕掛けていたニル・ルグナとキャロル・ローミングの突撃を身体を回転しながら流した。

ついでに、魔導騎士2人が放った火弾の方に2人を流し、そっちらからの攻撃を交わす。

次に、波状攻撃に来ていた、レンが投げて来たナイフをいとも簡単に手でとり投げかえす。

投げかえされたナイフの対処をしている間に、単独になったオーラル・ファンサールをニードルの持つ盾にぶつけるように落とす。


瞬間…盾がまるで薄氷のように砕け散った。



「そ、そんな馬鹿な!」



そう、誰かが叫んでいたが、当然無視し、そのままオーラルをニードルが巻き込まれるように吹き飛ばした。



ここまでで要した時間は、僅か3秒…



2人を吹き飛ばした直後、龍司は魔導騎士2人の目の前に現れた、魔導騎士の2人は理解していないが、龍司からすれば、たた“縮地”を使ったに過ぎず、即座に攻撃体制に入る。

龍司が攻撃体制に入ったのを見て、直ぐにローリー・アーノルドが既に炎をまとわせていた剣で切りにかかる。


纏わせていた炎は只の炎ではなく“地獄(インフェルノ)の業火”と呼ばれる、炎系の中では最上位の1つとされる炎である。

触れるだけでも、危険なその炎を纏わせた剣を振るうが、龍司は避けもせず、脇腹に当たった


「「な!!」」


…が、焼けるどころか切れもせずに止まってしまう。

流石にローリーとグラントは余りの事に一瞬硬直してしまう…それは、余りに致命的な隙であった。


2人の意識を刈った後、すぐ後ろに接近していた、レンに拳を振るうが、レンも予測していたのか、大きく後ろに回避した。


直後…リン・リードとルル・アラフォートによる連続魔砲撃が展開された。

炎弾と雷弾が雨の様に降り注ぐ!


土煙が巻き起こり龍司が見えなくなってなおも、リンとルルは魔砲撃を止めようとしない。


いつの間に移動していたのか…レンが上空に移動しており、空中に無数の短剣が展開されていた。

…レンの腕が振り下ろされた瞬間、短剣が雨霰と降り注がれた…


やがて3人が、息を切れさせながら連続砲撃を止め土煙が収まると…





…そこには、無傷な龍司が腕を組み、笑みを浮かべながら仁王立ちで立っていた。


「な!」

「っ!」

「そ、そんな…」


龍司はゆらりと左腕を3人に向けると、雷弾をそれぞれに向けて放った!

リンとルルは反応すら出来なかった…が、


「っ!!」


レンは素早く反応し避けようと試みる…が、先程の全力砲撃の後で、雷速の砲撃はかわせずあえなく被弾した。




「ふむ、油断していても良いのかね?」


何時の間にか、龍司の横に来ていたガルフォートが剣を振るう!

その剣にも炎が纏っており、その炎はローリーと同じ“インフェルノ”ではあるが、その中でも最も攻撃力のあるとされる“蒼炎”が纏っていた。


そして、ガルフォートはそれを躊躇なく振り抜いた!




…が、それは龍司を切り裂くことはなく、当たった場所で止まっていた。


「むぅ…やはり無理か…」

「ま、そう言うことだな。」


次の瞬間、龍司の足がガルフォートの腹部を捉え、吹き飛ばす!


「ぐっ!…かは…」


そこで、ガルフォートの意識は途切れた。



「き、きさまぁ~!!」



……何時の間に起きたのか、ブォルブスが起き上がり、剣を抜いていた…


「貴様!よくも王を足げふべら!」


ブォルブスが文句を言っている後ろから、藍璃が峰打ちをして気絶させていた…






因みに藍璃はと言うと、のんびり観戦していたわけではなく、龍司が わざと 逸らした砲撃や龍司自身が撃った弾を弾き返し続けていた…




龍司のチートっぷりが炸裂です!

感想お待ちしてます。



それではみなさん、よいお年を!

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