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沼ハマの入り口  作者: 夏目 碧央


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19/19

始まり

 里奈がパチパチと手を叩いた。そんな事も出来るのか。

「ほら、あそこに朝陽が見えるだろ?分かるか、里奈。」

大きなステージで、歌手が歌っている。その後ろで、朝陽を含めた5人の男子がキラキラの服で踊っていた。

「ああ、やっぱりカッコいいなあ。朝陽のダンスは最高だよなあ。な、里奈。」

土曜日の夜、朝陽のビッグステージ。朝陽はチャンスをものにしたのだ。里奈と一緒に朝陽のダンスを観るのが、最近の休日の過ごし方になっている。ダンスの練習の時にも、里奈を伴って観に行くのだ。

 俺と朝陽と里奈は、俺のマンションで一緒に暮らし始めた。結婚とか、パートナーシップ制度とか、そういうのが若い朝陽には重いと言うなら、それはもう少し後でもいい。前みたいに、ゲイバーに男を漁りに行くのだけは辞めてもらって、後は自由にしてもらって構わない。里奈を育てるのを2人で半分こずつ分け合って、ご飯を一緒に食べる。ただ、それだけでいい。もちろん、愛を確かめ合う事はちょくちょくするけれども。

 幸せな、1つの家族の始まり。先の事、特に子育てには不安しかないけれど、もうこれ以上、朝陽と里奈を放っておけない。朝陽にハマってしまったから。これが俺の宿命。宿命に従って生きる、そう決めたのだ。


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