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『ウドゥン国王陛下、
なんということでしょうか。かつて短期間ながら、ともに過ごしたあの屋敷はすっかり元のとおりに整えられ、使用人こそ入れ替わっていましたが、躊躇もなく、私を女主人として迎え入れてくれました。
もしやと思って、畑を見て回ったら、たくさんの野菜が命を輝やかせているではないですか。まったく昔と変わっておりません。ター・メーやラー・メーたちとその家族にも会えました。心より、神と陛下に感謝を捧げます。
それらすべては、陛下が直接指示をされたのだと執事に聞きましたが、それにとどまらず、たまに陛下がお忍びでいらしていることも伺いました。
心より歓迎いたします。これからも、いつでもいらしてください。
昔みたいに一緒に畑を耕しましょうか。ソーキより』




