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第34話 教室対抗戦(早繰り銀-2)

今日なんとか投稿できました。

それでも、途中・・・。

盤面図を入れると開設のバランスが難しい。

高段者になるともっと違った視点があるかもしれませんが、だいたいこんな風に盤面を眺めていると想像いただければ。

挿絵(By みてみん)


僕は「▲2六飛」を選択した。

もうすでに知っている形から離れている。

知らない世界への挑戦だ!


「△3五歩」とした。

銀と角の両取りだ。

一手一手が厳しい。


(これが有段者か)


大味な攻めをしてこない。

駒得しようと工夫を凝らしてきている。


「▲同銀」としてみる。

以下「△8八角成」「▲同銀」「△3五角」「▲2八飛」「△5七角成」「▲7五角」となるのかな。

攻守が入れ替わってしまうけれど、この形がいいのか。

挿絵(By みてみん)


それとも、「▲3三角」はどうだろう?

以下「△同桂」「▲8七歩」「△8二飛」「▲3五銀」「△6四角」「▲6六角」だろうなぁ。

この形の方がいいのか。

挿絵(By みてみん)


あれ?

この形、両方とも僕が抑え込まれている?

僕は焦る。

他の形はないのかな・・・・。


(うーん)


結局、僕は後者の「▲3三角」を選択した。

さて、どうなるか。


△同桂」までは一直線。

さぁ、ここだ。


腰を落としてじっくりと考える。

少し前の僕ならば、諦めて指したい手を指していただろう。

いつからか、危険な時に待つという癖がついていた。


(これもたくさん負けたからなぁ・・・・)


僕もそうだけど、負けるのは嫌だ。

本当に勝てない勝負はそもそも挑まない。

挑んだところで絶対に勝てないし、勝負したところで得るものがないと思うからだ。


でも、多少強い相手なら指してみたいと思う。

そう、高槻さんや茨木さんのように。

結果として、大きく負けが込むかもしれないが、「勝てるかもしれない」という希望が僕を挑戦者にさせる。


意外と勉強もそういうもんかもしれない。

学校の授業はわからないことも多いけれど、宿題やテストをするたびになんとなく理解できた気になる。


さて、この将棋だ。


「▲8七歩」がまずいのかもしれない。

「▲7七角」はどうだろう?

飛車と桂馬の両取り。

相手はきっと「▲8九飛成」と桂馬を取って成り込んでくる。


だけど、それには返し技がある!



「▲7七角」とする。

相手は「8九飛成」。

これは想定内。

「▲7三角成」で同じ桂取りでもこちらは王手。


「△6二玉」なら「▲3五銀」

「△4二金」なら「▲同馬」「△同玉」「▲3五銀」はどうだろう?


さぁ、相手はどうさしてくる?

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