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エンジェナイト

一人の少年が倒れていた。そんな少年を周りで囲むように話をしていて


「これって、死んでるのかな」「死んでそうだな。」「きっと死んでるわね」

「せっかくなのに、失敗したわ。仕方ないから軽く火葬して埋葬してあげましょ」


そう言いそのまま運び出して棺桶の中に入れ火葬しようと火をつけると中にいた若者が


「どわぁぁ!!あっちぃ!!!」


そのまま飛び出してきた。そう実はまだ死んでいなかったのだ


「あ、生きてた」「どうやら生きていたようだな」「まあ生きててよかったですね」

「なんなんだよぉ。いきなり人を火葬しやがって。一体お前達は何なんだよ」


いきなり火葬され埋葬されそうになっていた少年は当たり前の質問をしてそんな答えに集団のリーダーらしき少女が


「火葬なんて、私たちがするはず無いでしょう。そう、それはただの目覚まし代わりよ。あんまり起きないからちょっと代わりにって」

「ふざけんなぁ!!どう見ても俺のこと燃やすつもりだっただろうが」

「まったく過ぎたことをくよくよと」「まあ小さなことを気にするんだな」「こういうこともあるって」


死んだと間違えて火葬したことに全く気にしていないように言いながら


「まあいいわ。生きてたんならむしろ好都合。これからは私たちの仲間になってもらうわよ」

「はぁっ?」


いきなり仲間と言われて戸惑いを隠せないまま


「いい、私たちはエンジェナイトっていうチームよ。ちなみに私たちの目的はただ生き残ることだけじゃなくて」

「だからここは一体どこなんだよ。それにいきなり過ぎてお前が何を言っているのか意味不明で理解できんわ」


全く話を理解できない少年に少女はもう面倒なので簡単なマニュアルを少年にぶん投げて見事に顔面にぶつけて


「そうね。だったらとりあえずそれでも呼んで確認しなさい。その後はどのくらい使えるのか、テストさせてもらうわ」

「いってぇ!これって何々、この世界のことについては何も分かっていない。ただ言えることはこの世界では意味不明の敵と他の勢力の敵がいてそいつらと戦うためにって

 こんなのでわかるわけねぇだろ!なめてんのかぁ!!」


具体的には一つも書いてなくそのまま叩きつけるように地面に投げ捨て少年はこいつらといてもだめだと思いその場から立ち去ろうとするが

警報のような音が鳴り響き


「なんだ。この音は」

「もう襲撃?案外早かったわね。」

「レミス、またあれだ。数は3体、あんまりたいした事はない」

「そう、それならみんな出撃準備を」

「「「「了解」」」」


レミスと言われた少女を中心にみんな走り去るように何か戦の準備をするかのように


「ここにいたら危険だぞ。まあ我々と行動をともにしても危険かもしれませんけど」

「おい、これは一体なんなんだ。一体何が起こっているんだ?」


少年は掴み掛かるように説明を求めるが後にしろと簡単に投げられてみんな立ち去ってしまい

その場から離れたところを見たら何か巨大な物体がこっちに向かって来ている事に気づいて


「なんなんだよぉ。あれは」

「そこどきなさい。邪魔よ」


レミスと言われていた少女の声に振り向いてみるとそこには10m近くもありそうな巨大なロボットが


「あれって、ロボットだよな。いったいどうなっているんだ」


巨大なロボットはこっちに向かって来ている物体に対して遠距離からビームを放ち攻撃を仕掛けて

こっちに向かって来ているのは人型ではなく何か動物のような四本足の機械ロボットが口からビームを放ったりして攻撃を仕掛けているのを見つめてて


「あぁっせっかくだったのにぃ、いい所で邪魔すんなぁ!!」

「レミス、いくらなんでも頭に血が上りすぎです。これは戦闘なんですから冷静にして対処しないと」

「平気よ。それに戦いには冷静さよりも勢いよ。このようにね」


一機が後ろからフォローしながら残り二機が接近戦を仕掛けて2機とも武器を取り出し


「潰れなさい」

「切り刻まれろぉ!!!」


一機はハンマーのような武器で叩いて潰し残り2機はレミスの機体が刀のような武器で切り刻んで戦闘は終了して


「いったい、なにがどうなっているんだ。こんな戦闘って、これは本当に現実なのかよぉ!!」


全く何がどうなっているのか少年は理解できないままさっきの奴らの基地に案内されて中に入っていき


「ああ、そこに座って。それで貴方は何が出来るの?操縦?それとも整備?それとも何か特別な力があるとか?」


レミスは少年を座らせいったいどんなことが出来るのかワクワクするように聞いてみていて


「おいおい、こいつに何か出来るのか?せいぜい雑用じゃないのか?」

「意外にできたりして、いきなり何十体も相手に立ち向かって倒すような操縦を」

「それは絶対無いでしょう。どこの主人公よ」


レミスの仲間も次々と勝手なことを言うかのように見定めるようにしていて


「何かって、俺にそんなことできるはず無いだろ。だいたいなんでお前らはあんなのと戦っているんだよ。ここは何処なんだよ?」

「だから私たちにもあれのことはよく分からないのよ。ただあれのことを私たちはヴァリアとしか呼んでいないわよ。私たちのもヴァリアという人型ロボット兵器よ

 あれは普通の敵じゃなくて何かに用意された敵なのよ。それにここは何処って言われてもわたしたちにもわかんないのよね」

「我々はただ与えられた敵と戦い勝利して、そしてそれを褒賞と食料や新しい部品や武器などが転送されてくるだけですから」


レミスたちも具体的なことは何も分かっていないらしくわからないは適当に説明して理解させようとしてて


「あーもうこいつら使えねえな。まったく俺がなんてここにいるかもこいつらじゃわかるわけねえな」

「それならわかるわよ。だって私たちが新しい仲間欲しくて転移させたんだから。そう神隠しって知ってるでしょ。

 ちょっと異世界、過去、未来、現在、何でもいいからってここに呼び寄せたのよ。そしたらアンタがここに転移されたってわけ」


その言葉を聞き少年は怒りながら


「お前らが元凶かぁ!!だったら帰る方法は?お前らがここに呼んだなら知っているだろ。俺をすぐに帰らせろ」

「それは無理よ。だって帰し方なんて知らないし。それに正直もっと使えそうな人材欲しくて強制転移させたんだけどちょっと当て外れちゃったかな」

「そうなりますね。なんせ失敗して死んでいると思い火葬したくらいでしたからね」

「まあ死んでいたなら証拠隠滅に火葬ってピッタリでしたから。生きててよかったですね」

「まあそういうわけよ。よかったわね。そういえばまだ名前も聞いてなかったわね」


勝手に転移させた挙句に勝手に死んでいると勘違いをして火葬して証拠隠滅とまで言い悪気もない言い方に


「おまえらは、人を勝手に転移させたり火葬して殺そうとしたり、誤りもしないのかよ。」

「ああ、そうね。ごめん。これでいい?」

「お前、まったく悪いって思っていないだろ。まあもういい。話ても無駄みたいだからな。霧也だ。夜桜 霧也だ」

「へぇキリヤね。私はレミス。このエンジェナイトのリーダーってことになっているわ」


レミスはキリヤに握手を求めようとするがまだいまいちキリヤは受け入れられないで


「全く、握手も受け入れられないなんて、本当にこんな奴を仲間に入れていいものなのか。僕はワイドです。よろしく」

「私はマルカ。レミスとワイドと同じあれのパイロットよ」

「エルシーといいます。よろしくお願いしますね。私は整備を担当しています」

「後他にもいるけど先頭の後だし、監視や食事の準備など色々支度しているから、まあとりあえず、アンタの適正テストでもしましょうか?」


いきなりテストとか言われてしまいキリヤは他にもまだまだ山ほど聞きたいことだらけだと言うがそれはテストが終わった後と言われてしまい

さっさと終わられようとどんなテストなのかも分からないのにはりきって


「まずはそうね。テストって面倒だから早速操縦してもらいましょ。ワイドの機体に乗ってもらいましょ」

「ちょっと待ってください。なぜ僕の機体なのですか?」

「だって同じ男性だしねぇ」「はい、それじゃこちらに」

「いきなり操縦って、だいたいあのロボットは一体なんなんだ?どうやって操縦するんだよ」


キリヤは全く理解できないまま機体に乗せられてしまい


「簡単よ。まずは中の電源を入れなさい。右手のところにスイッチがあるでしょ。それを押すのよ」

「右手って、これか。押したぞ。これからどうするんだ」


スイッチを押していきなりコックピット内に光が灯り


「後は簡単よ。直感でどうにかなるわよ。それじゃさっそく訓練スタート」

「直感って、ちょっと待て。そんなせつめいで分かるわけ無いだろ」


立ち上げることがやっとでレミスの機体が襲い掛かってきて何も出来ないまま倒されてしまい


「まあ、当然ですね」「情けない」「この程度なんて」

「特別なパイロットはいきなり使いこなしたりするってよくあるけどやっぱりそんな人材は無理だったようね」

「当たり前だろうが!!少しは説明しろ」


レミスはがっかりしながらキリヤは怒りながら抗議してそんな状況にマルカが何かスイッチを押し

そしたらキリヤの機体が反応しコックピットが射出してしまい機体から追い出されてしまった


「今のは私たちの開発したロケットパラシュートね。敵に機体を乗っ取られたり機体にピンチのときに外からコックピット内のパイロットを射出できるという

 実際に使ったのは始めてだったけど、特に問題はなさそうね」

「人で実験するなぁ!!俺のテストじゃなかったのか?」

「貴方が全く使えないので代わりにあれのテストに切り替わったんですね」

「何言っているのよ。だってせっかく造ったのに使わないなんてもったいないでしょ。それにこういう脱出の仕方って面白いでしょ」

「レミス、ただ面白いだけで造らせたの?」


あきれたように言い次のテストだとシュミレーションルームに案内して


「こんなのあるなら初めからこっちでテストしろよ」

「だって、こんなの普通すぎてつまらないって思って」

「こっちでいいんですよ。全くレミスは」


こうしてシュミレーションを行いキリヤは特に平凡な記録のまま終了して


「うーん、普通ね。整備とかも出来無そうだから、とりあえずはヴァリアのパイロット予備ってことで」

「ところでさっき証拠隠滅なんて言っていたがあれはどういうことなんだ。一体何から証拠隠滅する必要あるんだよ?」

「それは簡単です。もともとこっちに転移できるのは特別な条件がいるんですけど、私たちの勢力は弱小でして、とてもそんなことできないので」

「そう、だから違法で呼び出したってわけ。呼び出すことも色々と装置が要るんだけど、ある人が用意してくれて。成功してよかったわ

 もっと使える人材が欲しかったんだけど、このさいしょうがないわね」


キリヤはこいつらはすごくいろんな意味でやばいと思いながら


「他の勢力って、それにお前らもどうしてわからないんだ?」

「他の勢力は私たちみたいに異世界から旅してしたり呼び出されたりよ。私たちだってこの世界がなんなのか分からないって言ったでしょ

 ただこの世界ではさっきのを倒したらポイントが加算されてそのポイントで生活したりしてるわけ。ただ時々他の勢力と戦ったりもするけど」

「私たちはこの世界に来てから日も浅くて、人手など足りないのでそれでこのような手をってレミスさんが」


まるでゲームの世界みたいだとキリヤは思いレミスなどもそのことには同意してとりあえずエンジェナイトという勢力に居座ることにして

キリヤは何とか元の世界に返ろうと探すことになった。そして数日が経ち再び警報が鳴り


「準備しなさい。戦闘よ」

「キリヤはこっちだ。ちょっと古いがあれが残っていた」

「あちらの機体に乗ってください」


まだ数日しか訓練していないのに戦うことになってしまいヴァリアに乗りレミスたちと一緒に戦うことに

敵の機体はまた3機と索敵されているのでどうにかなると思い出撃して


「キリヤ、アンタはまだヒヨッコだから後ろからワイドと一緒に援護しなさい」


レミスはキリヤに命令すると接近戦を好むようにブーストで近づいて切り刻みながらキリヤも後ろからビームを放ち援護して

次々と3機を撃破して終わったかと思ったがもう一機がレミスのヴァリアに襲い掛かって倒されてしまい止めを刺されるかと思ったところに

キリヤが敵のヴァリアに対して体当たりをしレミスを助けて


「って、あんた、キリヤ」

「ええっと、これからどうしたらいいんだよ。この数日後ろから援護射撃しか教わってないし。

 あーもうこうなったらどうにでもなれ」


キリヤはでたらめに操縦をしていたらいきなりキリヤのヴァリアが光を放ちその一撃で敵が消滅して


「嘘?なにあれ」

「あれは、どうなっているんですか?」

「わかりませんわ。ただキリヤさんとあのヴァリアの力かと」

「どうやら、想像以上だったようね。あのヴァリア、そうエンジェナイトの力を引き出すなんて」


レミスは何か知っているように自分達のチーム名と同じエンジェナイトと機体の名前を言い


「この力は、それにこうやって俺は戦えって言うのかよ」


キリヤはこれからのことに不安を覚えながら戦うことに、謎の光を出したことにわからないことだらけのままこれからも戦うことになってしまうことになった

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