『キメラ』又は『キマイラ』 ギリシャ神話編!
初めてまして、雑魚々(ザコウオ)と申します。
初めて書くので色々と至らない所がありますが、楽しんでくれれば、嬉しいです。
キマイラ
合成獣科
キマイラとは、みんなが思い浮かべるとうり、キメラ(合成獣)の原型である。
キマイラは古くは、ギリシャ神話の中に出てくる怪物である。
頭は立派なたてがみを持つライオン、胴は山羊、尾は蛇(毒蛇の場合もあり)という、複数の動物の特徴を組み合わせている。(実はこれには諸説あり、胴体までがライオン、その胴に山羊の首が生えていると言われている。私的にはこちらの方がかっこいいと思う)
また、彼女のおもしろい所は複数の物を融合させた物でありながら、その血筋は実は純粋な怪物になる。 さらに彼女は実は雌であるという所であろうか。
父はゼウスに一度は勝利した『テュポーン』という巨人であり、母は数々の怪物の生みの母と名高い『エキドナ』である。
彼女はカリア王国という国で、国王『アミソダレス』に育てられた。
ここで育てられた彼女はなんとも、やんちゃ?に育ち、そして育った場所に近いリキュア火山を住処として暴れまわったのであった。
彼女はその能力は高く漫画でみる雑魚とは比較にならないほどすごい。
何せ、怪力で足も速く、火山帯の足場の悪い所でも自在に動き回り、さらに、口から高熱の息(それか火炎)をはくと言われて、まさに遠近両対応の戦闘力を備えていた。
まあ、ドラゴンほどではないが、かなり強いことは確かである。
彼女倒すには、彼女に負けない機動力と火炎を封じる手段が必要となる。
この手段を得たのが、ベレロポンという勇者であった。
この勇者はカリア国王の命令で倒すことになり、ゼウスからあのペガサスを騎乗用に借り、彼女の熱い息を利用した作戦に出た。
槍の先に鉛の塊をつけて、彼女の口に放りこんだのである。
苦しくなり彼女が息をはくとその鉛が溶けて喉を塞ぎ、窒息死してしまったという最後を迎えたのである。
参考書・Gakken発行『世界の幻獣狩猟file』
など