第五話 始まり
ワープホールを抜けると最後にルネが見たトンネルが目の前に出現した。
憂ヰ「ここ来たかったの?」
ルネ「うん、前から気になってたんだ」
憂ヰ「パイロン立ってるね」
ルネ「まあいいや」
ルネ「中入ろー!」
憂ヰ「行こうか。」
二人は通行止めのパイロンを無視して中に入った。
トンネルの中は暖かかった。
しかし、変な匂いが立ち込めていた。
人の死体が腐ったような。
とにかく嫌煙したくなる環境だったが、ルネは興味津々で進んでいった。
憂ヰは来たのが初めてだったが右を見ればビックリマークだけの標識がたくさん並んでいた。
そのビックリマークの標識の意味
「その他の危険」
憂ヰもルネもそんなことはつゆ知らず、どんどん先に進んでいった。
ルネが先に進んでいくと急に足元が発泡スチロールで出来てるようなところにあたり、そのまま穴に落ちていった。そして、気がついたときには体が溶けていた。
一方憂ヰは床の穴に落ちたルネを助けようとして穴を覗くとルネは溶けていた。
憂ヰは冷静沈着なこともあり、即座に時を戻し、ルネを元通りにした。
気がつけばそこは森の中だった。




