表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
憂戚逃避行 ~憂鬱な世界を旅する少女たち~  作者: 纐纈翠姫(あやめみずき)
第二章 誰もいなかった場所

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/20

第二十話 探索

ルネ「憂ヰが良ければなんだけどさ...」

憂ヰ「どうしたの?」

ルネ「私の卒業した学校着いてきてほしいんだよね〜」

憂ヰ「え?」


憂ヰは困惑した。

そんな頼み事をされたことがなかった。

ましてや、本人にとってトラウマがある場所なはずのところに着いてきてほしいと。

なかなか確かに他に頼めるものではないにしても、どこか引っかかった。


ルネ「やり残したことがあってさ」

ルネ「もう一回。黒板にお絵かきしたい。」

憂ヰ「なるほど、ルネは絵を描くのが好きだもんね。」

ルネ「黒板で思いっきり絵を描いたり。勉強のことを少し書いてみたり。」

憂ヰ「ふむ…」

ルネ「とにかく、普通の学生らしいことがしたいの!」


普通の学生らしいこと。

憂ヰにはあまり想像がつかなかった。

学生という単語はよく聞くものの、学生らしいこと。

もしかして、青春のことを指すのだろうか。

はたまた、授業を受けてみたいなのだろうか。

授業なんて退屈だとか過去に吐露していたルネからは考えられないことだった。


ルネ「授業が退屈だったのはさ。教科書のことしかなぞらないじゃん。それがものすごく時間の無駄だなって思ったの。」

憂ヰ「うん」

ルネ「教科書のことするくらいならそこから派生して、実生活に結びついてるとかわかりやすく教えてもらえるものだと思ってたからさ」

憂ヰ「なるほど?」


憂ヰが小学校へ行く準備を始める。


ルネ「……そういう先生って死ぬ前の世界にいたのかな…いないか…?」

憂ヰ「ん、今なにか言った?」

ルネ「あ、いやなんでもないよ!独り言」

憂ヰ「そう?何か気になることがあれば言ってね。」



そうして、ルネの通っていた小学校に行くことになった。

もちろん二人だけしかいない空間。


ルネ「一人で探索してくる~。憂ヰは自由に過ごしてて!」

憂ヰ「わかった。それじゃあ私は向こうを探索してくるね。」


そうして各々、探索を始めた。


今回の二十話にて第二章が終わりです。

ゆっくりの更新にはなるかもしれませんが、新章、新作をお待ちいただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ