僕と茜とみんな
後日、僕と茜さんはみーちゃんへ報告した。
「あの、お付き合いする事になりました。」
「やっとかい!あんまり待たせるんじゃないよもう!………2人共おめでとうー!!」
「み、美鈴さんっ!?」
みーちゃんは泣きながら僕達2人に抱きついた。
笑顔で祝福してくれた
「良かった良かった!もう心配する事はないね。何かあっても2人で乗り越えるように!」
「ありがとうございます!」
「ねぇ…キスしたの??」
みーちゃんは意地悪そうに笑う。
「し、してないよ!」
「あらぁ〜茜は待ってんじゃないの〜???」
「えっ…その、あの…美鈴さんの意地悪!!」
「かわいいなぁー。まぁ仲良くしなよ!私は就職活動で忙しいから!またね!」
「ありがとうございます!頑張って下さい!」
僕と茜さんはまだぎこちないでいた。
まだお互い実感がなかった。
「美鈴さん喜んでくれて良かったー。」
「そうだね!」
「実は恋のライバルだったんだよ?」
「そーなの!?」
「美鈴さんが琢己君に告白したのも知ってた。」
「あ、あぁ…」
「ありがとね琢己君!」
「ど、どこか行きましょうか。」
「うん!」
まだ外は寒い
カフェにでも寄ろうと歩いていた
「ねぇ、手繋いでも良いですか?」
「え!?」
茜さんは優しく手を握った
「やっぱおっきいねー!」
「カップルみたい」
「カップルですから。」
僕は顔が火照った。
「ブタミ氏に茜たんではないでござるか!」
「あー先輩!」
田中と瑠璃に出会ってしまった
「なんで手を繋いでござる?」
2人はパッと瞬間的にてを離した。
「あの実は…」
「うむ。みなまで言うな。ムカつくでござるから。やっとでござるか。」
「えー付き合ったの??先輩、ルリの事考えるって言ったくせに…」
ルリの事を忘れていた訳ではないけど、考える余裕が無かったとは言えなかった。
「そうだったの?」
「いや、そうだったかもしれないけど、違くて…ははは」
茜さんはムスーっとし始めた。
「まぁでも、ルリは分かってたから!先輩はずっと茜先輩の事見てたし茜先輩はずっと先輩の事見てたもん!ルリの入る隙間なんて1ミリもなかったし!」
2人は顔を赤くして照れ笑いをした。
「何赤くなってるでござる!気色悪い!
ルリリンを傷つけた事後悔させてやるでげす!!」
「もういいからお兄ちゃん。」
「あ、お兄ちゃんって言った。」
「ち、違うもん!噛んだだけだし!もう買い物行くよ!おに…バカ兄貴!」
「待ってールリリン!!ブタミ氏茜たん、良かったでござるよ!祝福するでござる!達者でな。ルリリン待ってよー」
「嵐のように去って行ったね。」
「うん…。でもみんな結構知ってたんだね。恥ずかしくなっちゃった。」
「分かりやすいのかな?僕達。」
それからカフェへ行き、温かいコーヒーを飲んで身体を温めた。
みんな祝福してくれてこんなに幸せで良いのかと胸がいっぱいになった。
数日後、学校では瞬く間に僕達の事が知れ渡っていた。
田中だ。
クラスのみんなからは正に美女と野獣だと言われからかわれた。
茜さんは女子からの質問責めに疲れ果てていた。
僕らは学校で会うのは人の少ない屋上が多い
「はぁー。なんか疲れたー」
「お疲れ様です!」
「あー居たー!」
「みーちゃん!」
「やぁ美女と野獣のお2人さん!」
「やめてよ。どうかした?」
「就職が決まりました!4月から社会人です。」
「え、おめでとうございますー!」
みーちゃんは少し離れた場所にある会社の事務をする事になったらしい。
やっぱり1人暮らしをする事を決めたみたいだ。
「だからいつでも遊び来てね!」
卒業したらみーちゃんはすぐに引っ越しを決めていた。
「じゃあ寂しくなるね。」
「大袈裟ね!そんな遠くないんだから!」
「卒業もうすぐですもんね…」
「茜まで!ちゃんと笑って送り出してよね!」
こんなに毎日が楽しいのは初めてだ。
メール1通くるのが嬉しくて電話一本が嬉しくて、日が過ぎるごとに愛おしくなっていく。




