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僕と…

僕はとてつもなく後悔をしていた。

あの時、逃げずに普通に会話出来ていれば友達くらいには前のように戻れたんじゃないのかと。



顔を見るとどうしても、逃げだしてしまう。

僕は弱い人間だ。



冬休みも終わり、まだまだ寒いこの季節。

部室に1人でボーっとしていた


コンコン


ドアをノックされた。

「先生かな?どーぞー」


「こんにちは。」

「茜さん!?」


いけないと思いつつも身体は逃げるように反応していた。


「ど、どうしたの?みーちゃんなら居ないよ!」

「あの…」


「ごめん!ちょっと教室に教科書忘れてしまって!」


僕は部室を急いで出ようとした。

「待って!」


茜さんに腕を強く捕まれた

こんな華奢な身体なのに凄い力に感じた


「待って…逃げないで。私ももう逃げないから…。」


「ごめん。」


部室の中は長い沈黙がつづいた

外の鳥の声や部室の外からの生徒の声がやけにうるさく感じていた。

心臓の音なんかみんなにも聞こえるんじゃないってくらいにバクバク動悸を打っていた。



「茜さん。この間はごめん!クリスマスに急にあんな事を言ってしまって、困らせたよね。

こんな太っててヘタレな僕なんかに茜さんみたいな素敵な人が釣り合うはずもないのにね

僕は調子に乗っていたんだ。」


「違うよ!そんな事ない!

私はすごく嬉しかった。あの時、急に言われて…パニックになっちゃって…色々な感情が一気に溢れてきて

どうして良いのか分からなくなって…逃げだしちゃいました。ごめんなさい…。」


「うん…。」


「あの時の返事…今させてもらうね。

……….…私はあの駅で出会った時からもう恋していたんだと思う。それから琢己君と沢山遊ぶようになって琢己君の事をいっぱい知れた。

こんな素敵な人はいないから…


私も琢己君の事が好きです。


大好きです。」




僕は夢なのかと思ったくらい耳を疑った

それと同時に茜さんを強く抱きしめた。

茜さんは泣きながら強く抱きしめ返してくれた


「こんな私なんかで良いのかな…?いつも迷惑かけてばかりで…1人では何も出来なくて…助けて貰ってばかりで…」


「良いです…。僕は茜さんの笑った顔が大好きです。優しい所たまに子供のようにはしゃぐ所いっぱい食べる所。何かあれば死にものぐるいで守ってみせますから。茜さんの全部が大好きです。」






「僕と…付き合ってもらえますか?」







「はい。」

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