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思い出しのメリーゴーランド
質問された彼らに私はおどおどしていた。
確かに電気は通っていた。だけど管理者がいなかった。廃園となったこの園内に誰が電気を使っているのだろうかと私は不安だらけだった。
「私は、えーと他に誰かいないかさがしてみますね。」と言って遊園地の奥へ進んでいた。
私は何故かこのメリーゴーランドだけは知っていた。
何故知っているのか?その答えはすぐにやってきた。メリーゴーランドが呼んでいるみたいに私は中へ中へと入って行ったら声が聞こえた。その声は私に話しかけるみたいに聞こえた。
「何故、また人々をこの園内に入れた?」
「何故、また電気を通した?」
「何故、また武器を持たないのか?」
また、質問。私は答えれなかったのでは無く、「また」って何?何だよ。これの記憶が私には無かった。
入れた?廃園に入れたのは私がやったの?
電気を通した?私が電気を通したの?
武器を持たないのか?武器って⁉︎何の武器よ!
私はメリーゴーランドの中で眠っていたら何か思い出せそうかもと考えたら私は歩き疲れたのか分からない状態だったので眠たくなり、ウトウトしてきた。