記憶喪失は恐怖が宿る
「ここは、何処?」
私はぽつんと独り何処かの遊園地にいた。遊園地のど真ん中にいたそして私は上を見た気味が悪い満月だった。その色は赤緑色だった。私は異世界の遊園地に来たのかなと思い、遊園地の中を歩き回った。でも誰もいなかった。私は誰かに会えるのかなと思ったこともあったけど会えなかった。
でも私は諦めなかった。ここがどこかなのか知りたかった、何かあるかなと思い遊園地のサービスエリアに行った。書いてあったのは2001年神奈川県に「迷路遊園地」アトラクションがオープンするという紙束があった。
「ここは、神奈川県?でも今は2017年なのよ。あり得ないわ。」
その時、私の肩を誰かが叩いた。
「キャー!」
私は声を上げた。そして恐怖を恐れずに後ろを向いた、そしたら普通の高校生の団体と沢山の人や子供がいた。私はその時思った。何故こんなにもたくさんの人々がいるの?
「あ、すいません。ここに来る途中倒れちゃって記憶がないのですいません。」と私は言った。
案内係に言うとそれは大変だったでしょうという顔で見てきた。
「あ、紹介が遅れました。私は、廃園迷路ランドと言う設定で一日泊まろうという企画でやって来た者共です。」
「今日って2017年ですよね?」
私の質問に答えた者がいた。
「そうです。2017年であっていますよ。」
そうですよね。私の記憶が間違っていなければ、ここは廃園された迷路ランドだ。でも私はここのことを知らない。でも何故知っているんだ。
思い出そうとすると頭が痛くなってきた。
「あっでも電気は何故か通っているみたいですよ。さっき確認したので大丈夫です。」
大勢の人が私を見て何故知っているんだという顔で見てきた。
「貴方、ここに住んでいる人?」
「いいえ、たぶん違うと思います。」
「そうよね、ごめんなさいね」
質問が多い人なんだと私は思った。