これって逆ハー?のわけないじゃん!!
他の人の試合を見る・・・因みに大男は治療中・・・私の前に寝かされてる・・
きっと種をぬかれたダメージの方が,強いと思うんだよね。種を抜かれたことが,植えた奴にばれちゃわないのかな?
『種は,そのままそいつに残っている・・・と,種に錯覚させてある。』
『そんなことできるの?』
『できる。』
『すごいね。』
『何を言う。ユウにも出来るぞ。』
『え?』
『影も作ることが出来るはずだ。』
『後でやり方教えてよ。』
『教わらなくとも出来るだろうさ。さて・・・スシュが勝ったぞ。』
さらりと良いニュースも混ぜてくれたね。私はスシュに意識を向けた。
・・・
『スシュ,おめでとう』
『ばあか。後68試合もあるんだぞ。』
・・・・そうでした。
目を上げたら,ちょうど,ヴェッターが,同じ槍を持った人をねじ伏せてた。すごい。思わず拍手しちゃった。周りの目が痛い・・・
やがてヴェッターが帰って来て,私の右隣に腰を下ろした。
「おまえの,投石ポーズ,なかなか堂に入ってたな。」
腰を下ろして汗を拭きながらそんなことを言ってきた。
・・・
・・・
「え・・・あ・・・そ・・」
言葉に詰まっている私を見て,がははと笑ったヴェッターは,
「何かが返って来て,あいつに当たったようにも見えたけどな。」
と言って私の顔をのぞき込んできたんだけど・・・
・・・げげげ・・・侮れん。この男。
「あ。ほれ,始まるよ。ウィンの試合。」
「がはは。ごまかしたな。」
「いやいやいや・・・」
・・・
ウィンの動きも素晴らしかった。縦横無尽に動き回り,でかい相手を翻弄している。
程なく勝負は付き,ウィンは戻って来た。
戻ってくると,なぜか,私の左隣へどかっと座り込んだ。
二人に挟まれて座る・・・何で挟む?目の前には,未だに寝ている大男。左右に剣と槍を持った男・・・何か危険な感じがするって・・・思っちゃうんだけど・・・
私はついつい及び腰になっちゃう・・立ち上がろうとしたら左右からがっちり捕まれて腰を下ろさせられちゃった。えええ??
「なあ・・おまえ・・・なんか術が使えんのか?」
うっわ~~~~どうしたらいいんだあ!!
次回は27日です。




